ISUZU ウイングトラックの修理

Repair ISUZU wing truck.

1.ISUZU ウイングトラックの修理

 助手席側のウイングの爪が折れ、スプリングもないとのことです。

 フリクションISUZU GIGA ジュニアウイングトラック、動力はなくフリクションで動きます。デザインがリアルで上の釦でウイングが上に開くというおもちゃです。

2.ウイングの爪部品

 スプリングの力でウイングが開くため、何度か開閉しているうちに、プラスチックの爪部品(スプリング止め)が欠損したようです。

3.爪部品の作成

 タミヤ模型の5mm角のプラスチック棒を使い、接着部分を多くした爪部品を作成しました。なおスプリングは、右側の問題ない方のものを真似して適当に曲げて作ったものです。

4.接着の補強材

 タミヤ模型のプラセメントで爪部品を接着した後、補強のためプラリペア(かなり高額なのでおもちゃの修理にはもったいない)の代用品として人気の百均ショップのスカルプチュアのアクリル粉末とアクリルリキッドを使いました。

備考:このスカルプチュアはDAISOにはなく、笠原町のWatsにありました。

5.使い方

 アクリル粉末を爪部品のまわりに振りかけます。その後、スポイトでアクリルリキッドを垂らしていきます。これは良いです。かなり強力な接着剤として使えそうです。このアクリル粉末は乾くと透明なので、ほとんどの色のおもちゃに合いそうです。

 なんでも、ABS樹脂、アクリル板、プラスチック等に使え瞬間接着剤が使えないおもちゃの修理に使えそうです。いままで針金で骨接ぎをしていましたが、不要になるかもしれません。


6.組み立て

 部品を組み立て、ウイングが開くか確認します。スプリングが強すぎたのかバーンと開きます。バネ圧と開く角度を調整して完了です。