フィギュアゴジラの修理

Repair of figure Godzilla.

１．フィギュアゴジラの修理

　可動しながら音が出るというフィギュアゴジラの音が出なくなったという依頼です。

背びれのところに電池BOXがあり、スイッチを入れるとギーギーとモータギヤ音がしますが、音は出ていません。

また、モータ用電池は単3☓2ですが、音出し用電池は、単5☓2という変わった電池構成です。少し古いフィギュアのようです。

　スイッチを入れるとかなり大きなギヤ音がします。

音出しは、スピーカが断線しており、また、ある程度歩くことで、スイッチが入る仕組みのようです。そのためギヤ部分の分解が必要になりました。

３．音出し用基盤の修理

　ギヤの回転により、足回りが回転する仕組みですが、そのカムにスイッチ棒があり、基盤スイッチを押さえることで、基盤の電源がはいり、音出しICが動作する仕組みです。

接点清掃して、ギヤ部を組み立て、音出しをしましたが、音が小さいので、gmの大きなトランジスタと変更しました。

　組み立て音出しの確認をしましたが、ギヤ部分の摩耗が大きく、ギヤ音で、ゴジラの鳴く音は、聞き取りにくい状況でした。お客様にその旨を話、了解をもらいました。