犬のぬいぐるみ 修理

Moving dog stuffed toy repair.

1. 動く犬のぬいぐるみ 修理

 動く犬のぬいぐるみが足が引っ込み、鳴き声がしないという依頼です。

 イワヤあかちゃんシリーズの犬ぬいぐるみで、とことこあるいて伏せしてしっぽをふりふりし、歩いた後、鳴いて素早く歩き、止まって鳴きながらしっぽを振るというおもちゃです。

 この種類のぬいぐるみのおもちゃは、よく足等が折れて修理依頼がたびたびあるおもちゃです。

2. 分解

 修理の定番になりますが、その修理方法がトミー・マックさんがネットで詳しく紹介されていますので参考にさせていただきます。

 ぬいぐるみの外し方は、ホットメルトで接着していますので、ドライヤー等で電池BOX回りを少しあたためると案外簡単に外すことができます。

 よく修理するドクターの話として、頭部まで外さず、口元の片側までに押させておくとぬいぐるみを戻す時、楽だそうです。しかし頭部止めの部分が欠損しているため、この部分の補修も必要なようです。

*ぬいぐるみの外し方

3. 修理

 左の後ろ足の根元が折れていました。0.28mmの針金を使って骨接ぎをします。その後からエポキシの接着剤でさらに補強しました。

*骨接ぎ等の修理方法

4. 補修

 鳴き声がしないのは、三角形のヒューゴが破れており封筒の切れ端を使って補修しました。

また笛の部分で鳴かないこともあるので、笛を吹いて音出しの確認をします。

 なお、頭部のかんごう部分は、プラスチック板を貼付け針金で補強しました。

 組み立てて、ぬいぐるみをかぶせ、動作確認したのち、ホットメルトで電池BOX回りを処理します。

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