ラジコン(HUMMERシルバー)の修理

Radio control (silver) repair.

1.ラジコン(シルバー)の修理

 前輪の操舵が効かなくなったという依頼です。

このタイプのラジコンは、モータの駆動系とか、ドライブFETの焼損が多いのですが、このおもちゃでは、前輪の駆動部の抑え用プラスチック部の摩耗でした。

 リモコンで左右の操舵してみるもののタイヤは左右に曲がるものの走行方向は前向で不安定な走行です。


原因

 駆動部分は、上下のクッションには、動きますが、左右には動かないように赤丸印の部分の2つに突起部分で支えていますが、かなり摩耗しており、どちらかといえば、駆動部分がぶらぶらになっていました。

3.修理

 修理としては、摩耗したプラスチックをかさ上げすればいいのですが、強固に接着しないと剥がれる可能性もあることから、金属片をかぶせて、瞬間接着剤で固着することにしました。

金属板は、鉄でもいいのですが、相手がプラスチックと摩擦することから、できるだけ柔らかい銅板を使うことにしました。

また、左右、上下に動く箇所でもあるため、接着銅板の回りは、重曹と瞬間接着剤とを混ぜたもので補強しました。

4.動作確認

 前輪のボディのカードはなく、その他傷まるけのシャーシーでかなり使い込んであるラジコンですが、電気系統や動作系は、特に問題なくスムーズに動きます。

これで、また、どの位、遊んでくれるでしょうか。