イベント
ミニSL イベント
Mini SL Event .
1.ミニSL イベント走行
岐阜県の関の孫六で有名なとあるイベント会場です。
今回は、蒸気機関車と予備の電気機関車トピー君の準備でしたが、イベント会場はあいにく台風の影響で雨天なので、最小構成でのデモ走行となりました。
2.軌道の整備
走行する軌道は平坦なコンクリートでの広場でしたが、一部段差があり、そのため線路上にバラストを敷設することになりました。
3.バラストの敷設
美濃にいれた砕石のバラストを平均して軌道に撒き棒で詰て、安定化させます。
4.軌道の状況
本物の鉄道の軌道のようになり安定しました。
5.蒸気機関車の準備
ミニSLの蒸気機関車は、OS製の5インチのモデルです。石炭仕様をプロパンガス仕様に改造されています。
そのため、デモ走行では、石炭走行に比べ運転操作が大変楽になります。
運転中の火力調整が簡単、走行後の灰ガラの清掃が不要、運転中の注意力が少なくなり、より安全に運転が可能になり、無用な煙等による煙害がありません。
6.デモ走行車両の点検
ミニSLの運転者は、運転操作で精一杯で、後方の乗客の安全性については、見る余裕もなく十分とはいえませんでした。
乗客の安全確保のために、この度は、最後尾車両を1両追加し客車2両+車掌台車による2人体制で運転中の出発時、走行時の注意を最大限図ることとなりました。
走行中の安全を図るため車両の接続状況や台車等入念にチェックします。
7.ミニSL 始動準備
まず、約2L程度、蒸気室に蒸留水(雨水)入れ、水タンクに5L程度、水位計を見ながらさらに蒸留水(雨水)を注入します。機関車周りに潤滑油をさし、ピストンオイルタンクに専用オイルを注入します。
あとは、煙突に換気扇を回しながらライターでガスバーナに点火し、蒸気圧が上がるまで待つのみになります。 石炭火力のミニSLと違いお客を待たせることはありません。
8.ミニSL 機関室内
蒸気圧が5Kgf/cm2になり、水位計も問題ないところで、デモ走行に開始準備完了です。
走行中の圧力は3から5の範囲になるよう火力、水位等に注意しながら運転を行います。警笛と、水滴になった蒸気をピストン下からシュシュポッポと出しながら、独特な走行音を味わうのも楽しいものです。
補足 電動機関車 トピー君です。
トピー君の運転手は、最後尾にあり、乗客の安全を見守りながら走行が可能です。
トピー君は、機関車、客車含めて、Sドクターが手作り制作された力作で、運転手が前方視界を遮らないので子供達に人気です。また、走行性能、運転性、安全性はミニSLを凌駕するほどの出来栄えです。乗客(大人5人子供5人ほど)をなんなく引っ張っていきます。
なお、ミニSL含めていづれも、Sドクターが所有される機関車です。
開催日 2017年10月28日(土) 8:00-16:00