ドクターOさんの自作電源

Doctor O's self-made power supply introduction.

1.ドクターOさんの自作電源

  ドクターOさんは、出力電流を強力にするため、DC-DCコンバータによる昇圧を避け、3.7vx4本仕様の14.8Vの電動工具用の充電池パックを利用され、降圧用DC-DCコンバータで可変電源を作成されました。


2.内部構造

 ケースは約5mmのベニア工板で、切り替えスイッチや、太目の線材等が大電流に対応するため使われています。何と電圧調整用のボリュームにボールペンの心棒が、延長ノブに使われています。

放熱用のファンもあり、使われている材料からどちらかといえば携帯向きというよりは重装備の据え置き型に近い感じです。

3.充電池ケースの構造

 リチウム充電池パックは、18500(容量MAX1900mAH)が4本使われています。充電池の単品では国内では見かけませんが、デジタル一眼、ビデオ等の7.2V充電池パックに使われているものです。この電動用充電池パックのみでも重量感があります。ホームセンター・カインズで購入されたそうです。

 充電池ケースもベニア工板で作られ、充電池パックがカチット収められるように工夫がされています。また、出力端子は、アルミ板で車用シガレットケースのようなソケットを作られています。配線、ビス止め含めしっかりした作りになっています。

4.その他

 充電器は、12V用バッテリーチャージャのシガレットソケットからでも可能なようにされています。また、USBアダプター5V(出力用)も用意されています。