ドレミでダンスの修理
Repair of "dance at Doremi".
1.ドレミでダンスの修理
電池BOXの接点不良で動かないという依頼です。
ピアノのキー押下で、いぬ、かえる、ねこ、あひるの動物たちの鳴き声や、自動演奏とともに動きます。
視覚・聴覚の発達を促し、音の楽しさの発見ができるという幼児向けのおもちゃのようです。
おもちゃ名:ドレミでダンス
2.分解
分解して腐食した接点を取り替えます。
使えなくなってから時間が立ったのでしょうか動作確認で、キータッチと動物たちの動きが芳しくありません。
さらに基板まで分解して確認します。
3.基板清掃
基板接点の清掃と、回転動作部分にシリコンオイルを塗布してみます。
また、キータッチで沈み込んだキーが、スムーズに戻りません。どうもシリコンゴム接点の弾力がなくなってきています。
4.改善
キーがスムーズに戻るように、電池接点で取り替えたバネを利用し、キータッチの戻りを改善しました。
原因箇所を修理するとともに、長く使って頂けるように、できる範囲内で、現状の機能改善をしました。
最新版のこのおもちゃも、このようにキータッチの改善のために同様なバネが使ってありました。メーカも改良していることに改めて感心しました。