鉛筆デッサン:トイレットペーパー
*画用紙タテ
鉛筆デッサン:トイレットペーパー
*画用紙タテ
床面の状態、背景も描くこと。写真では、左右のアウトラインが垂直にならない。
写真ではなく実物をちゃんと観察して、その線を垂直として描く。
両眼で観ると左右の視差があり、左右の回り込みの見え方のズレがある。具体的にいうと、楕円の両端の際のところ。それが難しいところだが、しかしそれが大事。カメラは一眼なので最初から平面化される。平面を平面に描くより、空間を平面に描く方が何倍も難しい。そのぶん技術と理解が深まる。
①画用紙はタテ、天地左右の余白、バランス
トイレットペーパー独自のタテヨコ比率を把握する。長すぎず、短すぎず。
②楕円
③陰影、タッチ
前回の『円柱』と同様なので、もう一度前回分を見返してみること。
最も明るい点以外は、少しは暗いわけだからかならず鉛筆のタッチが入ることになる。
ある程度理想的形体としてピシッと『円柱』を描き、ある程度基本を進めてから、中心の穴を描く、紙製品独特のへこみ、ヨレ、ゆがみなどを描きたしてリアリティを出す。