”SOFT"
”SOFT"
はじめに:
softトーンという名称がすでに存在します。最も鮮やかなvividトーンを基準として、それに明るい灰色を混ぜたような色調のことです。
ともあれ今回のテーマにふさわしいのは、白を多く含んだトーンになるでしょう。決して重くならない、軽さです。
”SOFT” について 連想してみる
やわらかさには一定の価値がある
平和、幸福感
やわらかくて...
すぐに薄れて消えそう
つぶれてこわれそうな
AIRY(エアリー)
FRAGILE(フラジャイル)
CHANGEABLE(チェインジャブル)
一方で
包みこむ
衝撃を吸収する
損傷しにくい
TOUGH(タフ)
この世で最も硬いとされるダイヤモンドは実は割れやすいらしく、そもそも「強さ」とはなんなのか。
日本語で生活する私たちは テーマを日本語で思考することになりますが、英語のテーマ”SOFT”にふさわしいものにしてください。
”SOFT” と発音すると、すでにやわらかい印象を感じます。モノやコトを指すその言葉自体がもうその感じである、ということは実に多い。DとかKとかGの音の強さに対し、F音のやわらかさ、M音の丸さ、P音の弾ける可愛らしさ、など、音に対する感受性が我々には備わっています。テーマに合いそうな擬音語+擬態語(=オノマトペと言います)を書き出してみたり、テーマそのものの精確な意味と類義語を辞書で調べてみたりして、理解を深めましょう。
*プロジェクトの遂行に際しての誠意ある態度とは、そうした調査と可能性を探ることだと私は思います。
イラストを描かないように。抽象表現でまいります。一定画面を色面で分割するという考え方です。8〜15エリア、配色は5色程度で充分です。せっかくですから 優美な曲線で図案を考えましょう。
”SOFT”っぽい画像を検索
配色を抽出する
画像検索して保存
▼
Adobe Capture でカラー解析
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5色をピックアップ
”SOFT” 的 画像
色調 - 線 - カタチ
①
テーマと言葉、連想
②
印象ぴったり画像検索*Pinterestなど
③
配色ピックアップ
④
テーマに合う直線曲線の構成
⑤
最適な色の配置を推敲
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