鉛筆デッサン:レンガ型ブロック
配付資料を模写
*画用紙タテ
鉛筆デッサン:レンガ型ブロック
配付資料を模写
*画用紙タテ
レンガ型ブロックを4個、中心点を軸に90°回転して積み上げた状態。
1)かたちを正確にとらえる
→平行とパースペクティブを精査
→アウトライン、エッジの補助線を引く
2)光と陰影
→光源の角度を理解し、光の当たり方、影(SHADOW)のかたち、陰(SHADE)の濃さの比較、影(SHADOW)の濃さの比較。以上を注意深く観察して描くこと。
3)質感
→表面のザラザラ感。やや欠けた様子は後で表現するとして、まずは直線-直角:理想的かたちとしてとらえること。
今回の要点は、この構築物が出っ張って(引っ込んで)いることで発生する空間、そこに映る影(SHADOW)である。
かたちのとらえかたについて:
A.全体を枠線で包む。枠線のタテヨコ比は?正方形より縦長か横長か。
B.ブロックの共通タテ線垂直線は6本。これを基軸とする。
C.ヨコ線水平線を角からのばして他の角と高さ比較検証も大切。
陰影の濃さの比較について:
なかでもとても暗いところ、これは「影SHADOW」
次は「陰SHADE」の比較。ⓐとⓑ、どちらが暗い??
ⓒとⓓではⓓのほうが明るい。なぜ??
いろんなところの明暗の違いを比べるとためになる。
質感について:
細かい凸凹があっても遠目で見れば「平面で構成された立体」ととらえるべきなので、平面性をあらわす直線のタッチの掛け合わせが必要、基本となる。その上で、....
もちろんザラザラした表面の様子*も表現する。
最初に探りながら3B鉛筆で二重三重に描いた輪郭線は、消しゴムで整えて薄く細い線として決定するだが、そこから輪郭線、稜線(りょうせん)を細かくガタガタと描いて→ザラザラ感のきっかけをつくる。そのとき、Bか2Bのシャープペンシルがあると便利。もちろんHBでもよい。
とても明るい箇所ととても暗い箇所では、表面のザラザラした様子はよく見えにくい状態である。
*ザラザラツルツルなど表面の様子→「質感」「TEXTURE:テクスチュア」
**材質→MATERIAL:マテリアル(英語)、matière:マチエール(フランス語)
▼以下、参考のために違う角度から見た様子を掲示する。
2021年、学生優秀作品