SPHERE:球体
SPHERE:球体
#4:タッチについて
#4:タッチについて
⑤
アウトラインに溶け込むカーブ
↓のようなタッチがダメなんです。
↑アウトラインに衝突するような感じです。
向こう側になめらかに回り込んでいない。
球体の表面のタッチは楕円の一部。向こう側まで回り込む側面の様子を表現します。端が尖ってはいけない❌のです、丸みのある美しい楕円◎を描くことが何よりも大切です。
球体のSHADEを描くには、たくさんの楕円的なタッチを描き込むのですが、平たい楕円は なかなか難しい△。理由は、球体の本来の手前と奥の分厚い丸みが不足して結果、薬の錠剤のように平べったい丸み【扁平楕円体】になりがちなのです。だからなるべく丸みのある楕円のタッチの方がイイ◎。
【扁平楕円体】
↓シュッと向こう側に回り込むカーブ。アウトラインに馴染むように消えていく感じ。あるいは明るい方へ溶けていくような感じ。角度を変えてタッチを掛け合わせることで、暗いところから淡いところにつながるグラデーションの効果を表現できます。
*ここで言う角度とは弧に対する弦の角度のこと
アウトラインは 実は 単純な円ではありません。こちらからは見えない向こう側に消えゆく無数のカーブ、それらの軌跡の連続を総合したものが丸くつながって見えている...という感覚。これがニュアンス。
線の太さ、濃さ、メッシュの密度の差で遠近感が表現できうる。
明るいところも淡いタッチを重ねる、
入念に描きこまれることで結果、
アウトラインは不要、消失するのである。
球体を見る、最も近くに見えるところは中央。最も遠くに見えるのはアウトライン。側面から向こう側、回り込むところには淡く緻密なデータが在ります。