PAUL KLEE
PAUL KLEE
パウル=クレー [1879-1940]
スイスの画家、美術理論家。ワシリー・カンディンスキーらとともに「青騎士 (ブラウエ・ライター)」を結成し、バウハウスでも教鞭をとった。その作風は表現主義、超現実主義などのいずれにも属さない、独特のものである。
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KLEEの作風は年代とともに柔軟に変化していて、具象、抽象、半具象と、多岐にわたる。後の画家たちに与えた影響はとても大きい。
「忘れっぽい天使」(1939)
KLEE 晩年の線画
タイトルがなんとも愛らしい
以下、代表作をピックアップ
静寂
愛らしさ
叙情的
音楽的
色彩の魔術師と評されたKLEEは
ドイツの美術学校:
『BAUHAUS』で教鞭を執った。
バウハウスは その後
ナチス政権に弾圧され解体、
戦後 世界中の美術教育に影響を及ぼした。
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そんなクレー先生の作品群には
キュビズム的
色彩構成的
抽象絵画のシリーズがある。
この作風を借りて
コラージュを制作してみよう。
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色紙を四角のピースに切る。
歪んだ四角であってもよい。
貼る際にピースとピースの隙間が
できてしまっても結構
下地に黒い紙を使えば
黒の線が見え隠れして
それが 心地よいリズムと
ニュアンスを生み出す。
ピースの数、
色数に制限は設けない。
画用紙に 絵の具かパステルで
描いてみるのもたのしい。
作例(AdobeIllustratorを使用)
2022大学生コラージュ作品
(タント200色を使用)
2024大学生コラージュ作品
(日本色研トーナルカラーを使用)
DOMINANTと ACCENT
色合いの比率と配分
各ピースの大きさの大小で生まれるリズム
明度と彩度の諧調+調和
簡単なようで意外とむずかしい。