あざやかな色の輪、内側にも色がある
時計で言うと9時-3時
赤-青緑
この1対に注目してみる
中央に寄る色は鮮やかさを失う
中心ゼロは 中芯=棒状
白-黒-もうひとつの色>>三角関係
赤---無彩色---青緑
対の赤と青緑を混ぜるとどうなるか
中芯=グレイを通過するライン
正反対の色を同量混ぜるとグレイになる
つまり赤に青緑を少し混ぜると
赤 + 黒(灰色)と同じことになる
反対色:ほかの5ペア
以上のこれらを総合して
真上から見た平面図が色相環
色の地図という見方ができる
▼最も外側の色は最高に鮮やか
▼中芯と外側以外は、グレイ含有
▼中芯以外のすべての色
▼中芯の色、白-灰色-黒
ところで赤+青について
色相環に配置すると:赤と青をつなぐ点線、その中点の場所は
紫と中芯⓪(ここでは黒としておく)の中点に一致。この点は紫+黒(=黒っぽい紫色)を示している。
つまり 赤+青 でできる色の答えは、 鈍く黒っぽい紫色。
ではシアンⒸ+マゼンタⓂ️→青紫+黒になるのか?
否、黒の成分は発生しない。
答えは鮮やかな青紫。なぜか?
詳しい用語解説:よく読んで理解しましょう
色相環と色相面と色立体:
色彩を体系化するのに作られたシステム:色立体には、すべての色がこの立体の内部に包括されているという概念。
色立体(縦軸は明度を示す)
色立体を上から見た図が色相環
横から見たら等色相面
縦軸=明度:白がトップで黒がドン底
横軸=彩度:グレイから遠い方が鮮やか
色立体の構造を柑橘に見立てる
この断面が等色相面の状態
ここでは赤2と青緑14が見える
正反対の色の組み合わせで見える
切る角度で違う補色の断面
左がオレンジ4、右がシアン16
補色はほか4通りの組み合わせ
山吹色6<--->青18
黄色8<--->青紫20
黄緑10<--->青22
緑12<--->マゼンタ24
ちなみに柑橘の中心の芯は食べられない、味がしないわけで、同様に色立体の中心の芯は、全く色味のない灰色の棒状(グレイスケール)。てっぺんが白で底が黒。これらの鮮やかさ=⓪の色を無彩色という。