「シン兄ぃ、朝から視線がエロオヤジになってますよ!」
「うん。だってそっちが挑発的な服着てくるんだもん」
「特注の洋服って仕上がりがわからないから『思ってたより大胆!』とか『エッチ過ぎ!』ってなっちゃうの!そういうのは大学には着ていけないけど、服としてはカッコいいからこういう機会しか着るチャンスがないんだもん!」
「うん、俺の中では大好評だよ!」
「でしょ?だから運転だけは気をつけて」
実のところ、麻衣に向ける邪な視線はいつものことで、ボリュームの塊の様な太ももも、柔らかそうな二の腕も、勿論膨大な体積を誇る着衣越しの双つの柔らかな山脈も、麻衣にとっては凝視され慣れているだろう。何しろ生まれてこのかた常に成長期か超成長期しか経験のない麻衣だ。育ち過ぎる恐怖を口にする事もあるが、実際は背もパーツの発育も慣れっこになっているのだ。
第三者の少ない旅先では、麻衣もゆったりと自分を出して、自然な立ち居振る舞いを見せる。それが俺にとっては新鮮であり何より嬉しい事なのだ。
しかし、人目をあまり気にしない麻衣は、超長身、着衣巨乳、立派な太もも、超脚長嗜好を旨とする俺には余りにも刺激が強すぎて、何の性行為の必要なく(手を触れることさえなしに!)絶頂を迎えさせられかねない、非常に危険な存在なのだ。
ただ歩くだけで双球は上下に揺れ動き、ブラの中で左右の膨らみは激しく衝突し、暴れて、ブラのカップの上から溢れる。先月からまた大きさを増した柔らかく壮大に大きな膨らみは自重に耐えきれずふるふると波立ち、普通の大きなバストの見せる単純な上下動とは全く異なる、上下左右に複雑で重々しい揺れを壮大に繰り広げるのだ。それだけを見て何時間も過ごしたい欲求に苛まれ、別の機会に撮影した動画をスロー再生やコマ送りで飽く事なく見続けられる。しかも、それは麻衣の持つ容姿の魅力のほんの一部分でしかないのだ。麻衣を構成するあらゆるパーツが、ほぼ全て完璧なまでに俺の大好物で出来上がってしまったあり得ない幸運!
しかし言葉を尽くして賛美をしても、何も考えずにショーウィンドウの中の美味しそうなランチメニューを、長い長い指を自身の口元に触れさせながら、はるか上空から覗きこむ、自然体の麻衣の魅力には全く勝つことはできないのだ。
今日は無理だが、明日は朝から13時のレイトチェックアウトまで絶対にいちゃいちゃし続けてやるぞと、陽の高いうちから心に強く誓うのだった。
早めの食事を終え、いよいよ麻衣の水着姿を堪能出来る、スパリゾートハワイアンズへ。水着、温泉、ベッドインなのである。我ながら下心しかない自分に苦笑するしかない。
イラストやフィギュアでしか拝めない、しかもディフォルメし過ぎと言われそうな凸と凹の落差。そしてギネスサイズの超長身、超脚長の麻衣。心も体も許した異性といる安心感か、リラックスした麻衣の笑顔は見惚れてしまうほどあどけなく可愛く、そして美しい。そして今、麻衣はおろしたての明るい朝顔のようなブルーパープルの水着に身を包んで現れたのだ。
セパレートの水着はモールドブラでほぼ元の大きさそのままのバストを包み込み、カップの下に5センチほどのフリルをまとった生地が鳩尾のあたりまでしっかりと巻かれ安定感を増している。ストラップは太さを感じさせないようにバストラインの周りを巻き、鎖骨と肩の間を通って背中に降りている。胸元はぱっと見フルカップに近いが、バストのボリュームがあり過ぎて谷間は密着しているため、2つのカップは深く切れ込んだU字の金具に繋がり、谷間は近寄って見ると初めて遥か深くまで覗けて見える俺得なデザインなのだった。そして背中はストラップとベルトがガッチリと繋がり暴れ回る重量級の膨らみをしっかりと支えているのだ。
ただし立った状態では胸元を見るには少し目線を上げなければならず、明らかにガン見の状態になってしまう。でも目線を下げれば細く脂肪の薄い引き締まったお腹から綺麗なおへそが見え、これ以上ない体型の落差を堪能出来るのだ。
幸い人出は少なく、場所によっては数人しかいないプールもある。水中や物陰で少しエロいことをしても良さそうな雰囲気だ。
屋外の強烈な日差しと、水中の心地よい清涼感。微かに香るカルキの匂いも快く感じさせる。麻衣も胸元まで浸かれる深いプール。様々なところが大きな大きな麻衣。その体から解放される深いプールは麻衣のお気に入りの場所だ。何より体のバランスに巨大な影響を与える上半身の二つの膨らみからまるで無重力のように解放されるのが何より麻衣にとって心地いい瞬間なのだった。
足の立たない俺はカエルのように水を掻きながら必死で立ち泳ぎ。そしてゆっくりと麻衣に近寄り水中ハグをする。でもグラマー過ぎる麻衣は大きな大きな膨らみが邪魔をして密着出来ない。谷間にダイブしてボリュームを感じた後は後ろに回ってウエストを抱きしめる。見上げれば透き通るように白く広い背中、俺の足先はほぼ麻衣の膝の裏とふくらはぎ。麻衣の圧倒的なサイズ感に酔いしれる。そして鷲掴む双丘。
麻衣は素知らぬ顔でゆっくりと泳ぎ始めた。ふわりと重力から解放され、麻衣の背中に乗って、まるでコバンザメのような気分。まとめた髪が遥か彼方に見える細く長いうなじ。後れ毛が水流に合わせて柔らかくたなびく。余りの気持ちよさに達してしまいたくなるのを懸命にこらえる。
上半身に大きなフロートを二つも持っている麻衣は、ゆっくりとしたバタ足でも沈まずにゆらゆらと水面を漂う。仰向けとうつ伏せをくるりと入れ替え魚のようにゆっくりと泳ぎを楽しむ麻衣。俺は何度も回転させられたまらず手を放す。
水中で艶めかしくたわむ二つの膨らみを鑑賞する間もなく、麻衣はあっという間に水面深くへ潜り遠くへ行ってしまった。重力から解放される快感にコバンザメは邪魔のようだ。
しばしのリラックスタイムを麻衣は堪能しているようだ。
再び10キロを超える重量物を抱える現実に戻り、
「本当におっぱいたち邪魔!重いし揺れるし、肩は凝るし!もう、シン兄ちゃんこれからずっと下から支えてて!」
麻衣は右手でストラップをつまみ、くいっと上に引っ張って手を離す。
大玉スイカを小玉に見せてしまう麻衣の右胸は、上下にゆさっと揺れ、更に谷間のあたりでは水面のさざ波のように振動が伝わり左胸もいやらしくたわむのだ。
プールサイドでの甲羅干しもそこそこに目指すはウォータービューのホテルルーム。
チェックインは15時。これから22時間はこの部屋は麻衣と俺の完全なプライベートルームになるのだ。
広い室内でも狭く感じさせる中腰の麻衣をベッドに押し倒す。といっても麻衣が俺の動きに合わせてくれているだけだ。拒まれたら俺がいくら倒そうとしても麻衣の壮大な肢体はビクともしないだろう。
「急に動くと洋服もブラも傷んじゃうんだから、麻衣はおっきくても丁寧に扱って!」
「男を野獣に変えてしまう程麻衣が魅力的過ぎるんだよ。麻衣のせいだよ」
「もう、誘ってなんていないんだから!誘ってるけど」
「ほら、やっぱり麻衣のせいだよ」
「でも、もっと優しくリードして欲しいの。雰囲気を楽しみたいのに、早く進め過ぎ。男の子だから急ぎたいのは分かるけど、今日はこれからずっと麻衣はシン兄のものなんだから、ゆっくり私を楽しんで、ね」
艶めかしい仕草で上半身を左に傾ける麻衣。長い長い右腕は1メートル以上は先にある俺の顔に優に届き、麻衣はいやらしく顎から頰にかけて指を滑らせる。まさしく誘われているベッド上のシチュエーション。麻衣の右腕を優しく引き上半身を手繰り寄せる。自分も体を寄せて、唇を合わせる。飾りボタンの下に隠された鍵ホックは頑丈そのものだが、日々成長をやめない胸の圧力でホックとホックの間からブラの生地が覗き、今にも弾けそうに引き攣れているのだ。
「シンは自分で剥ぎ取りたいのは知ってるけど、貴重な特注品が壊される前に…」
と言って、両手で少し力を込めながら、上からゆっくりと鍵ホックを外していく。一つのホックに力が集中すると確実に弾けてしまうのが分かるほど、解放された膨らみは大きく溢れ出していく。山脈の麓までホックを外し、ようやく深呼吸をする麻衣。当然これも特注の綺麗な球形に形造られたモールドブラのカップは雄大に眼前に広がり、麻衣の羞恥心と自信の入り交じった紅潮した笑顔に迎えられて、俺と麻衣は一つになる。
超の付く巨大さを誇る麻衣の双丘は、着衣や下着から解放されても、驚くほど下垂せず、強大なボリュームはそのままにへその遥か上にとどまり、そのかわり体積に応じて肩幅を超える双つの半球体が麻衣の上半身に屹然と前に聳えたっているのだ。
コンプレックスの塊で大きな大きな体を小さく縮こまらせていたローティーンの麻衣が、照れながらも今自分自身を自然にさらけ出していることに感慨を覚えながら、裏腹にアンバランスに存在を主張する巨大な膨らみに手を伸ばす。
激しい重量感、体幹を大きく超えるボリューム、綺麗なカーブを描く円い膨らみ、そして大きさに比べて随分と小振りな桃色の乳首。左右の大きさも乳首の高さも均一でバランスのとれた膨らみ。女性の象徴である胸の膨らみは、小学生の時に既に驚かされた大きさを予想もつかない程に更に激しくボリュームを増しに増した。学生の今、着衣のままでも誰もが目を惹かれる烈しい豊かさを誇る、身長にも負けず劣らず、俺を圧倒する最大級の魅力を放って止まない。
つづく