パーキングエリアで小休止。長時間リクライニングの姿勢のままだと、麻衣が疲れてしまうのだ。
パーキングエリアなら、麻衣が楽に入れる広さの多目的トイレが必ずあるのでありがたい。
一面雪景色のパーキングエリアに降り立つ麻衣。
晴れ間の明るい光が雪景色に反射して、目が眩むほどまぶしい。
『うーん!』
腕を上に挙げて背伸びする麻衣は3メートルを超える。見惚れずにはいられない壮大な眺めだ。ボタンを留めずに羽織ったままのコートはカーテンのように風に揺らぐ。
豊かな胸は伸びをした体からグンと突き出し、今にもワンピースがはだけそうだ。
『うわー!寒いねー。ん?どうしたの?シン兄ちゃん?』
『麻衣は本当にきれいだなーって』
思ったままを口にしてみる。
無言のまま顔を真っ赤にして後ろを向いてしまった。急に正面に向きなおし、身体を大きく屈めて、抱きつく麻衣。胸がまともに顔に覆いかぶさり、窒息しそうだ。長い間そのままの状態が続く。柔らかい膨らみの感触が快い。ようやく離れると、
『シン兄ちゃんが嬉しい事してあげたよ』
笑顔だが、潤んだ麻衣の瞳。コンプレックスを癒す言葉は麻衣にとってはとても嬉しいことなのだろう。
俺の手を引っ張り、走りだす麻衣。大きな歩幅の麻衣についていけずに転びそうになる俺。
『早く早く!あぶないよ、シン兄ちゃん!』
楽しそうな麻衣の笑顔にこちらの気分も盛り上がる。2人で雪合戦。
立て続けに雪玉を麻衣に当てると、
『こんなに大きいんだから仕方ないんだもん。シン兄ちゃんが小さ過ぎるから当
たらないんだよ。麻衣のせいじゃないんだから』
強がる麻衣。麻衣は小さい時から、背を更に伸ばしてしまうだろうと、運動は意識して避けてきた。だからスポーツは全般に苦手なのだ。雪玉を投げる仕草もぎこちない。
昔から、数限りないバレーボール、バスケットボールの勧誘を全て断り続けてき
た。未だに姉妹とも実業団からスカウトが来るのだが当然断っている。
大きな大きな両手で雪をすくい上げ、俺の頭の遥か上から降らせる。
『うわ、冷たい!』
大喜びの麻衣。声を上げて笑う麻衣の表情は明るくて、一年前には想像も出来なかった変わり様だ。
温かいコーヒーでも飲もうとカフェテリアに寄る。案の定、固定の椅子とテーブルで、麻衣が腰掛けられなかった。仕方がないので壁側の、テーブルとテーブルの間の席に腰掛けさせる。テーブルの高さを超えて飛び出してしまう麻衣の膝小
僧。麻衣はコーヒーとドーナツ3個。
『うーん美味しい!』
あっという間に平らげてしまう。
まだまだ麻衣は成長していきそうだ。内心嬉しい俺。勿論黙っているのだが。雪深いインターを出て、ナビに従ってゆっくりと進む。金曜日まで降り続けていた大雪で、道路がすっかり埋まっている。センターラインも停止線も全く判らない。外の景色に夢中の麻衣。今なら麻衣の姿態を眺め放題だろうが、運転でよそ見出来ない。
夜のドライブは避けた方がよさそうだ。
おそるおそる車を走らせ、漸く宿についた。
3時過ぎ、ちょうどチェックイン開始時刻だ。
5時に貸し切りの露天風呂6時半から夕食。間あいだは、麻衣の身体を存分に堪能させてもらうつもりだ。
まずは大浴場でさっぱりする。想像しているだけで下半身が元気になってきてしまう。タオルで隠しながら移動する。気もそぞろに浴衣に着替える俺。
いよいよ待ちに待った麻衣との時間なのだ。
部屋で夕方のローカルニュースバラエティを眺める。大雪の県内の様子。10年に一度の、ドカ雪だそうだ。
「コンコン」とドアをたたく音。
『開いてるよ』
ドアがゆっくり開き、思い切り身体を屈めた麻衣が戻って来た。ぽかぽかと火照った麻衣の顔。表情も爽快そのもので、
『女風呂だーれもいなかったのー!視線を気にせずに超満喫出来ちゃった!露天風呂も、ジャグジーも!ゆっくり入りすぎて、身体が熱いくらい』
薄化粧をし直して、また一段とかわいい麻衣の顔。ジャージでなく、新しいワンピースに着替えている。
無言の俺の激しい凝視に恥じらい、頬を赤らめる麻衣。
初々しいままの麻衣の仕草は、豊満な姿態との激しいギャップに、毎回興奮させられてしまうのだ。
『シン兄ちゃん、怖い顔…』
『そう?』
『わかってるよ…。もう、我慢出来ないんでしょ?』
小さく頷く。
『男の子だもんね。でも、優しくしてね…』
立った姿勢で始まるスキンシップ。遥か彼方にある麻衣の小さな顔。その手前にある余りにも巨大な2つの膨らみ。
激しい身長差が興奮をいやが応にも高めていく。
『麻衣は佳代子とは全く違う圧倒的な存在感なんだよ。本当に100倍ボリューム感が違うんだ。』
感嘆せずにはいられない。
『そう言っていつも私のおっぱいを触るの』
恥じらいながらも、自分を受け入れ、礼賛し続ける男性を、精一杯受け入れようとする少女。余りにも巨大な姿態と少女のような恥じらいの激しいアンバランスが俺をどうしようもなく興奮させるのだ。
視界の全てを覆ってしまうほどの麻衣の豊かな膨らみ。まだ旺盛に成長を続けるビーチボールのように大きな円い膨らみ。俺の目線の更に上に大きく突き出す柔らかな膨らみにゆっくりと手を伸ばす。服越しでも手が埋もれていくような柔らかさが伝わる。
ワンピースの背中のファスナーに手を掛けると、
『せっかくおろしたての服に着替えたのに、すぐ脱がそうとする…もっとちゃん
と見て!』
と怒られてしまった。少し離れて改めて服を眺めてみる。春に向けて、薄手の生地で明るい黄緑地のパステルカラー。胸元には、ボリュームをカバーするためのレース地の襞があしらわれている。左右の脇の辺りに三角形の布を加え、麻衣の特別な体型を包み込めるように特別な縫製がされているのだ。
ウエストの激しいくびれを強調させるデザイン。ただ和服でも着させないかぎり、麻衣の体型を隠すことは不可能だろう。
着丈170センチの特注のワンピース。それでも、麻衣が着るともうゆったりとはしていない。
キスをねだる。お互いが首を曲げるくらいではとても唇は触れ合わない。麻衣が大きく身体を曲げなければならない。
ようやく重なる唇。
『ん、ん』
キスの時はいつも小さな高い声を洩らす麻衣。
抱きしめたくても屈んだ姿勢の麻衣は遠く、
『膝立ちして』
『うん』
和洋折衷の部屋の洋室の部分、深い絨毯が敷かれている。膝をつく麻衣。遥か彼方にあった麻衣の顔がようやく見える高さに降りてくる。
背中のファスナーを下ろす許可が出た。後ろに回り、ゆっくりと下げていく。真っ白な背中にローズピンクのコルセットのように太い帯が覆っている。3列5段の大きなホックがずらりと並ぶ。縦に伸びるストラップも10センチはある。ベルトよりも遥かに太いのだ。佳代子の紐のようなストラップとの違いに改めて驚いてしまう。
前に向き直り、ワンピースを剥がしていく。
肩から腕を抜き、ローズピンクのブラジャーが現われる。体の幅を超えてしまう胸の膨らみ。
『またぐんと成長したね』
『シン兄ちゃんのせいなんだから』
『武藤くんだろう』
『ううん、シン兄ちゃんほどおっぱい好きな人はたぶんいないよ。私、おっぱい以外も結構凄いのに、シン兄ちゃんにはおっぱいしか見えないみたい…麻衣はおっぱいじゃないよ。おっぱいは麻衣の一部分なんだからね』
『随分大きな一部分だけどね』
『言わないの』
可愛い頬を膨らませて怒る麻衣。組んだ腕はすっぽりバストの下に隠されてしまう。
俺の身長よりも長いワンピース。大きなヒップをくぐらせるのはさすがに無理なので、麻衣に外してもらう。
下着姿の麻衣が姿を現した。ブラとパンティだけを纏った麻衣の姿。再び立ち上がってもらう。言い尽くせないほどに壮大な姿態。やや低い客室の天井は麻衣の頭がこすれそうだ。
つづく