すっかり日が落ちてしまったテーマパークの中で、僕たちは何度も唇を合わせる
何年も前からつきあっている恋人のように、急速に親密さを増していった。 大きく豊かな腰に手を回してみる。普通の女性なら肩の位置だ。急激なくびれの 辺りにピタリと絶妙に腕がおさまる。 指先でヒップの上のあたりを軽くまさぐる。すこし、背筋が伸びたような気がし たけれど、何事もなかったかのように会話が続く。性的な意志を持って体に触れ ても、麻衣は自然に受け入れてくれたのだ。肉体的な接触にアレルギーはないよ うで、第一関門はクリア出来たようだ。 僕が腕を伸ばしても、まだまだ腰の途中までしか回しきれない。麻衣の壮大なサ イズを実感する。 海に近いためか、日が落ちて急に風が冷たくなってきた。 余りの身長差にほとんど密着出来ないもどかしさ。僕が麻衣の体に近づこうとし ても、まるで脚にまとわりつく子供のようになってしまうのだ。豊かな肉体は遙 か上空に揺れ動いているのだ。 早くベッドで抱き合いたいと、切実に思う。 夕食はショッピングモールにある、アメリカ風のレストランに決めてある。 食事にさほどの希望のない麻衣なので、中の上程度の無難なところだ。
夜が近づいても、麻衣は相変わらず元気だ。 ロビーでチェックインを済ませ、部屋に向かう。部屋の中に入ると、パークビュ ーの景色が広がる。まだ営業中のまばゆい明かりが眼下に飛び込む。 でも、麻衣が目を奪われたのは束の間、興味は違う方に向かっていた。
『さすが、おにいちゃん!きっとホテルもすごいところだろうと思ってたんだ! 夜景もすっごいけど、でも、ベッドが一番うれしい!』
飛び込むようにベットに横たわる麻衣。大の字になって、大きな大きな姿態をベ ットに預ける。 ゴロリと体を回せば、豪快に左右に揺れ動くバスト。薄いブラウスは本当に、破 れそうに引きつれてしまうのだ。 大きく伸びをして、体を更に左右にゴロゴロと動かす。
グラグラと大きく大きく 波打つ胸元に、衝動的に飛び込みたくなる気持ちを抑えるのがどれだけ大変だっ たか。 自らの肉体の豊満さに余りに無頓着な麻衣が、これほど恨めしいことはなかった。
『ベッドでこんなに体が伸ばせるなんて何年ぶりだろう!おうちのベッドは2メ ートル20センチしかないの。だからもうずいぶん前から斜めに寝てる。でも、 もう、足がはみ出しちゃって…』
起き上がって、うれしそうにベッドのスプリングで飛び跳ねる麻衣。重々しくブ ラの中で溢れかえるバストの暴れようは、もはや言葉にならないほどだ。 僕は、何とか気持ちを落ち着けて、麻衣は興奮したままで、フロントに鍵を預け レストランへ向かう。 シティモールとホテルとは同じ建物の中なので、軽装で出掛けられる。 無難においしいコースの食事も終盤に差しかかり、美味しそうにポテトフライを 頬張る麻衣。
『明日は何時から回る?もう一回スパイダーマン見たいんだぁ。朝一で行けば大 丈夫だよ』
今日起きた様々な事をうれしそうに話す麻衣。 ひとしきり食事も片付き、麻衣は、突然僕に向き直ると、
『今日は本当にありがとうございました。夜は麻衣、おにいちゃんのために、あ のベッドで頑張っちゃうからね』
今時の女の子の方が、そういうことを、変に構えずに言えてしまえるらしい。勿 論、心を許した人にだけなのだろうが。 唖然する僕の顔を、いたずらっぽい笑顔で見つめる麻衣。 何から何まで姉妹には見透かされっぱなしの僕なのだった。
食事を終えホテルに戻る。レストランで2人が立ち上がってから、常に消えるこ とがない周りからの視線。 ショッピングモールでも、上半身が丸ごと飛び出した麻衣と大柄ではない僕との カップルは、衆人の興味を一斉に集めてしまう。 今までの麻衣なら必要以上に気にして、負い目を感じていただろう。 でも、麻衣は変わった。僕といるときは、周りの視線も気にしないで、自信をも って歩いているのだ。楽しげにウインドーショッピングをしている麻衣。2メー トルを遥かに超える高さにある案内板も、麻衣には低すぎる障害物だ。何度も体 を大きく屈めてくぐり抜ける。
『これくらいの高さならよく見えるんだけど、あと20センチ高いと死角になっ ちゃうの。歩いてると、ちょうど頭の上のあたりにゴーンって当たるの。何度頭 を抱えて座り込んだか…。普通の人は絶対に当たらないところだから、何のカバ ーもなくて、何針も縫ったことあるんだから』
饒舌な麻衣は身振りも交えて楽しげに説明してくれる。その度に重々しく豊かに 揺れる胸元。それでも自然な表情の麻衣。彼女のリラックスした気持ちが表れて いる。 つないだ手の大きさ。大人と子供のように、僕の手は麻衣の手に包み込まれてし まう。節くれ立つこともなく、細い指先は、柔らかく、ひたすらスラリと長く伸 びているのだ。少し冷たい麻衣の指先の感触。僕の手のひらの暖かい部分をまさ ぐる、麻衣の細く柔らかい指先。
『えっ、何?』
僕の声が聞き取れず、背中をこれ以上ないくらいに屈めて僕に顔を向ける。ほぼ 真上から降りてくる麻衣の小さな顔。改めて70センチの身長差を感じて、僕は 心の中でドギマギしてしまうのだ。 肩から下げたバッグがまるで財布のように小さく見えてしまう。横から見ると、 胸の膨らみにすっかり隠れてしまうのだ。 部屋に戻る。閉園後のアトラクションの淡い照明が窓から差し込む。 遂にこの時がやってきた。 少し入れたアルコールが程良く気持ちを高めている。 天井近くから優しくほほえむ麻衣。雄大なバストのさらに奥からの微笑み。恐怖 心はまったくないようだ。 ベッドサイドに腰をかけた麻衣とまた唇を合わせる。麻衣の豪快に折り畳んだ脚 を横にのければ、ちょうど普通の男女の身長差だ。顔の大きさはほとんど変わら ない。首の長さは信じられないほど違うのに。そして体重は優に三倍は違うだろ う。 ついに訪れた麻衣の体に触れる瞬間。 雄大に大きな麻衣の胸。いったいどこから触ればいいのか、しばし途方に暮れる 。 ブラウスが今にもはちきれそうなほど、中から重々しく突き出している膨らみ。 麻衣の左胸の下側から、僕の右手をあてる。 ずっしりとした重量感に気が遠くなりそうになる。張りのある柔らかさ。手のひ らがゆっくりとめり込んでいく。いやらしく形を変えていく麻衣の胸。指に少し ずつ力を入れていく。指の形にめり込んでいくブラウス。 両手で左右の胸を掴み、中心に向けて持ち上げる。 重い。簡単には持ち上がらないほどのずっしりとした重み。
『どう。こんなに重たいんだよ、私のおっぱいって』
息をのむ僕の表情を読み取って麻衣は言う。
『おにいちゃんに初めて会った時には影も形もなかったのに、今ではこんなに大 きく育っちゃった。』
胸をグイッと突き出す。反動で僕は倒れてしまいそうだ。 初めて会ったときは、僕より軽かった麻衣。身長差もわずか数センチだった。で も8年間で、身長は70センチ差、バストは、僕には本当に抱えきれないほどに 大きく、重く育ち、それがいまだに成長を続けているのだ。 実際のバストの量感は想像を遙かに超えた圧倒的なボリュームなのだった。 同じ姉妹なのに、佳代子とは余りにも違いすぎる壮大に豊かなバスト。CかDカ ップしかない佳代子の胸。母親もそれほど大きくはない。それなのに、麻衣の胸 のなんという巨大さ。
『おねえちゃんと比べてるでしょ?100倍大きいよね、私。おねえちゃんは身 長が人並みはずれて大きくて、私は身長がさらにギネス級に大きい上におっぱい までケタ外れにデッカイの…しかもまだ体も胸も大きくなり続けてる…』
深い深いため息をつく麻衣。持てるものの苦しみは、その人にしか分からないの だろう。
『でも、この服はゆったりしてて最高の着心地!おろしたてだからすごくラクな の。また多分半年の期限だろうけど…。 先週までのものは、着けるときも脱ぐときも、ブラもブラウスも、息を吐きなが らじゃないと本当にだめだったのよ。キツさがもう限界だったの。はじける寸前 だったわ。でも、この服ならおにいちゃんでもはずせるよ』
真っ直ぐに僕を見つめる麻衣。 僕は、その言葉に従い、ゆっくりと手を伸ばしてブラウスのボタンを外す。麻衣 専用のブラウスは普通のものとは違って、脇から胸の部分にかけて、膨らみのラ インにあわせて、半円形の大きな布が付け加えてある。そうでもしないと、麻衣 の尋常ではない膨らみをきれいに包むことが出来ないのだ。大きく規格を超えて しまった麻衣は、サイズもデザインも特別な洋服しかまとうことが出来ないのだ 。 先週デパートで眺めた姿よりさらに豊かに見えるバスト。実際のボリューム感、 重さを知ってしまったからだろう。
マフラーとジャケットををゆっくりと取る麻衣。僕は腕を伸ばしてブラウスのボ タンをひとつひとつ外していく。 壮大な谷間がまず目に飛び込む。そして巨大な白のブラが少しずつ現れていく。 谷間の部分には花の形の刺繍があしらわれている。 肩へ向かう4センチもあるストラップにも細かい刺繍が施されている。鎖骨のラ インもしっかりと浮かび上がり、無駄な脂肪は一切付いていないのがはっきりと わかる。 ベルトのように太い4センチのストラップ。そのストラップの肩の部分には、巨 大なバストの重みを和らげるためのパッドが付けられているのだ。余りにも肉感 的過ぎ女性的過ぎる麻衣の豊満な肉体。目立ちたくない麻衣の気持ちに、残酷な までに逆らう強烈なセックスアピール。ビーチボール大の二つのバストを包み込 んだカップは麻衣の体のラインを超えて、もう左右の二の腕を隠してしまいそう だ。 呼吸にあわせて胸の谷間が深くなり、バストが盛り上がる。 なんというボリューム。佳代子の百倍どころではない。呆然と胸を見つめている 僕に、
『顔、埋めたいんでしょ?』
麻衣が小さな声で呟く。小さくうなずいた僕に、麻衣は微笑み、僕はゆっくりと18 歳の麻衣の胸に顔を埋める。 ブラ越しの感触と、生の胸の感触、そして深い深い谷間。麻衣はくすぐったそう に体を少しよじる。 パンツのボタンに手をかける。ジッパーを下げ、ベッドサイドにいる麻衣に腰を 上げてもらう。長い長い脚からパンツを脱がしていく。1メートルを遙かに超え る脚。パンツ自体は普通の女性の背丈と比べても余り変わらない程の途方もない 長さだ。 露わになったパールホワイトのショーツ。腰を上げた麻衣。恥丘のラインがうか がえ、顔を赤らめる麻衣。パンツは下ろしても下ろしてもつま先にたどり着かな い。肉感的な太もも。ブーツの下に隠れていた特注のオレンジ色のソックスは、 43センチの大き過ぎる足を包み込んでいる。麻衣の足元からのぞく麻衣の顔は 、霞んで見えないほど遙か彼方に見える。佳代子との20センチの背丈の違いは 想像以上に大きいものだった。 佳代子とは違う様々なパーツに目を奪われてしまう。下着姿の麻衣。ベッドに横 になって貰う。ただ眺めているだけでもたまらなく気持ちが高ぶる。
『今まで私のこと見るの、ずぅーっと我慢してきたんだもんね。ゆっくり見てい いよ』
ただ見ているだけで僕の興奮はぐんぐんと高まってしまうのだ。 屹立と上を向いたままの麻衣のバスト。ただ余りの体積の大きさに胸の頂は、真 上を向くことが出来ずに、それぞれ脇の方へ少し左右に傾いているのだ。
『最近ブラをしたまま仰向けになるとすごく息が苦しい。おっぱいの重さが肺に のしかかるみたい』
『じゃあ、はずしてあげるよ』
僕は麻衣の体にまたがりブラのホックに手を回す。先週観察しておいたホックの 配列。しかし、豊満なバストに顔が埋もれて手が届かない。そして胸の重みで、 手が入らないのだ。麻衣にうつ伏せになってもらい、3列のホックを外していく 。左右の脇からはみ出すバスト。あまりのバストの量にうつ伏せになれず、背中 が反ってしまっている麻衣。
『うつ伏せもいや。やっぱり息が出来ないの…』
苦しそうにつぶやく麻衣。持てるものの苦労は知れば知るほど本当に大変なのだ った。 それでも、男の僕は、豪快にはみ出すブラごしの胸や壮大なヒップもしっかり眺 めていたいのだった。 しばらく眺め、おしりに手をあてる。すると、
『おしりはいや…大きくて恥ずかしい』
鑑賞している僕に麻衣は恥ずかしそうに言う。
『こんなに長い脚に比べたら全然大き過ぎないし、全然格好悪くないよ。』
『でも…おしりははずかしい。おっぱいはこんなに大きいのに結構自慢に思える こともあるんだけど。おしりってなんだか見られるとすごい照れちゃう。あっ、 もう、やー!』
僕はわざとおしりの間に顔を埋めてみた。おしりの左右をそれぞれ両手でつかみ 、顔を埋める。細い細い腰をよじる麻衣。 麻衣にはそれほどではないと言ったが、実際は麻衣のおしりは相当なボリューム なのだ。胸のせいで目立たないが、腰回りの壮大さは佳代子の比較にならない。 蜂のように急激にくびれるウエストとの落差はそれだけでもクラクラ来るほどの 魅力なのだ。 そして、僕の理性は、もう限界まで来てしまった。 ゆっくりとした動作はもう無理だった。僕は、耐えきれず、麻衣のショーツに手 をかけ、ひと思いに脱がせてしまう。 そしてブラのホックも乱暴にパチパチと外す。 麻衣の体を仰向けに転がす。麻衣は胸に手をあて、毛布に隠れようともう一方の 手を伸ばす。 それを押しのけ僕は麻衣の上にまたがった。
つづく