麻衣さんのシャワーを待つ僕。有り得ないプロポーションの麻衣さん。ついにその麻衣さんとひとつになれるのだ。
外国の大きなバスタオルでも胸元に巻くことすら出来ない麻衣さん。Tシャツとハーフパンツでバスルームから現れた。ウエストや袖が余り気味なのでTシャツは男性用のLLサイズ、パンツは女性用のLLサイズなのかもしれない。しかしTシャツは胸元だけが余りにも豊満な膨らみのせいでブラジャーから溢れる様まで、ぴったりと張り付き、シャツ越しにはっきりと映ってしまう。
『くしゅん!』
片手で顔を全て覆い隠してしまうほど大きな大きな手を、両手で口元に当て、麻衣さんはかわいいくしゃみをした。豪快に暴れる胸元。揺れはなかなか収まらない。
『エアコン効き過ぎだよぉ』
天井付近から口をとがらせている麻衣さん。
興奮で全く気付かなかった。
『ドキドキして暑いくらいだよ』
慌ててエアコンを調整する。
天井まで僅かな隙間しかないが、辛うじて直立出来た麻衣さん。背筋を伸ばすと膨らみのありのままが30センチを優に超えて僕の上空に突き出す。体積もバスケットボール大の膨らみ。Tシャツは余りの豊満さに破れてしまいそうに突き出してしまう。
ベッドサイドに腰掛ける麻衣さん。それでようやく立っている僕の身長と同じ位になるのだ。
キスを交わす。近寄ると麻衣さんの顔の小ささに驚く。長い長い首や、腕、指先、巨大なバスト、折りたたんだ長い長い脚との呆れるほどの大きさの違いが際立つのだ。柔らかな唇の感触。
『小さいかわいい女の子に生まれたかったな…こんなに大きくて、こんなにエッチなカラダ、海外でも大きな声をあげられたり、好奇の視線を浴びせられて…』
浜辺でも周りから絶え間なく聞こえていた、麻衣さんへの驚きや好奇の嬌声。2人で気づかないふりをしていたがやっぱり麻衣さんにはこたえていたようだ。
『何を言っているんだ。麻衣さんは世界一素晴らしい女性だよ。言いたい奴には好きに言わせておけばいいんだ』
腰掛けた麻衣さんを抱きしめる。バストの谷間に埋もれる格好の僕。強く抱きしめた拍子に、麻衣さんのお腹に僕の下半身がうっかり当たってしまう。
急いで体を引いたが、しっかりさとられてしまったようだった。
『ううん、嬉しいよ。私に感じてくれてるんだから』
ふたたび抱き合ってキスを繰り返す。高まる感情を察してか、麻衣さんはおもむろにTシャツを脱ぎはじめる。
きついTシャツが胸元に引っかかり、上に持ち上げられる。そして、勢いよく下に揺り戻されるバスト。タプンタプンと白い特注のブラから激しく波のように溢れ出す膨らみ。
『やっぱり男の子っておっぱいが大好きだね。武藤君のすごく元気になってる』
麻衣さんの視線が僕の下半身に注がれている。麻衣さんの下着姿を見ただけで、ビクビクと動き痛いほどに固くなってしまうのが、ズボン越しにはっきりと見えてしまっているのだ。
『いっぱい触っていいよ。いっぱい我慢したんだもんね』
告白した朝の忘れ得ぬ感触。持ち上げるだけの感触から、ようやくじっくりと揉み、触る事が出来るのだ。
しかしブラジャー姿の麻衣さんの余りのボリュームに気圧されてしまう。
『いいのかい』
『うん、触って…』
ひとつのバストでさえ両手でも余る大きさ。ブラ越しに左右の乳房を両側から左右の手で押さえ、寄せてみる。柔らかなバストは形を変え深い谷間がさらに深く、谷間からはブラのカップを押しのけるように白い白い乳房がこぼれんばかりに溢れ出す。小さな乳首の膨らみがカップ越しに浮き出し、小さなピンクの乳輪がちらりと覗く。
下から持ち上げる。春に比べてもずっしりと重みを増している。
『また重たくなってる』
『うん…やっと背の伸びがゆっくりになってきたら、今度はおっぱいが急激に育ちはじめて…バストまでギネスサイズになっちゃうよ…』
タプタプと波打つ胸元を見つめ、大きな大きなため息をつく麻衣さん。僕は、まさに眼前に横たわる2つのいきものを惚れ惚れと眺める。
その膨らみに上半身の全ての豊満さは集中して、それ以外は、本当にスリムなのだ。
『素晴らしいよ麻衣さんは』
恥ずかしげに視線をそらす麻衣さん。
『武藤君も、私がもっともっと大きくなれって思ってるんでしょう?』
『そんなことはないよ』
『いいの。大きい私が好きなのは分かるから。好きな人の好きなものは、麻衣も好きにならないといけないよね。だから自分の大きさもこれからは好きになるんだ』
おもむろにブラのホックに手をかける麻衣さん。そして、パンツと下着を脱ぎ、全てをさらけ出した麻衣さん。
ゆっくりと立ち上がり、2メートル36センチのありのまま姿を見せて、
『これが、身長2メートル36センチ、バスト1メートル68センチの高山麻衣です。好きになってくれますか』
天井ギリギリの位置から小さな小さな顔が、神妙な表情で大きく見下ろし、僕をおずおずと見つめる。
僕も全てを脱ぎ捨て、ありのままの姿になった。
『大きさは麻衣さんの一部だけど、僕は麻衣さんの全てが好きだから、麻衣さんも自分の体を好きになって欲しい』
麻衣さんを前に、そそり立つ僕の下半身。しかし、その位置は麻衣さんの膝に限りなく近いほど、下にある。
『余りに素晴らしすぎて、僕はもうこんなにいきり立ってるんだ』
麻衣さんは僕の下半身を見つめる。怒脹する一物はビクビクと脈打ち上下を繰り返す。
『ありがとう武藤君。本当にコンプレックスだけで出来ているような私だったけど、どんどん自分のことを好きになってるよ。自分が武藤君をこんなに興奮させているって一目で分かっちゃうんだもの』
『男の子って不思議。麻衣、おちんちん嫌いじゃないよ』
麻衣さんはしゃがんで、僕のものを触る。ひんやりとしたその指は、僕の一物など完全に覆い隠せるほどに大きく長い。
袋や先端、様々なところを次々触られて、それだけでいってしまいそうになるのを懸命にこらえる。
『や、止めて。我慢出来なくなるよ』
『ふふ、ベッドに行こうか』
麻衣さんのペースに乗せられていく。でも、うまくリードされていくのは経験の乏しい僕にはとても有り難かったのだ。
麻衣さんは2つのベッドをつなげて、その対角線上に横になっている。それでも明らかに窮屈そうだ。少しでも脚を広げると、ベッドから、はみ出してしまうのだ。
麻衣さんの壮大な大きさ。豊満で、余りにも女性的な姿態なのに、一般の常識など完全に逸脱した、余りにも巨大なサイズ。42センチの足、150センチのボリューム感もたっぷりとある両脚、139センチもあるのに、バランスから見ると決して大きすぎないヒップ。
蜂のように急激にくびれたウエスト。そして、重々しく、でも張りのある167センチの壮大な大きさの膨らみ。なのに乳首も乳輪もアンバランスに小さくピンク色なのだ。
そして長い長い首。その遙か彼方から僕を見つめる小さな麻衣さんの顔。上気し羞じらう、かわいい笑顔。
『もう!じろじろ見すぎだよ。早く来て…』
僕は吸い込まれるように、麻衣さんの身体に飛び込んでいく。
仰向けになっても大きく左右に流れない弾力あるバスト。
その奥で、霞んでしまうほど遥か彼方に見える麻衣さんの小さなかわいい童顔。
『私、ホントに何もかも大きいね…』
胸の下に両腕を通して、バストを抱えあげる麻衣さん。巨大な山脈は更に高みを増し、ボリュームは言葉にできない程だ。ぷるぷると巨大なゼリーのように揺れ動くふたつの丸い頂。
ため息混じりにつぶやく麻衣さんの姿態は、本当に呆れるほどに大きいのだ。普通の女性の、ヒップのサイズくらいはあるだろう、白くなまめかしい太ももも、圧倒的なボリュームで、目を奪わずにはいられない。
標準サイズの僕がどこまでも貧相に見えてしまう。まるで大きな木に止まるセミのような気持ちになってしまうのだ。
最初に麻衣さんの小さな顔に近づき、キスをした。目を瞑る麻衣さんの幼い表情。思わず、僕の肘に触れる麻衣さんの小さな乳首。
『あんっ』
艶かしく呟く麻衣さん。
その声を境に、僕はまるで理性を失ったかのように、激しく麻衣さんの肉体をむさぼり、何度も果てた。なんと5回も達してしまったのだ。
僕は勿論何回でもOKだったのだが、なにより麻衣さんが、強く求めて止まなかったのだ。
普段の、人前ではシャイ過ぎるほど大人しい麻衣さんとの、余りの違いに僕は驚いてしまった。
5回のうち2回は麻衣さんの大きな大きな胸で、3回は麻衣さんの求めに応じて、様々な体位ですることになったのだ。
最後の方では一物に痛みを覚えるほどだったが、勿論、理想を具現化したような麻衣さんの姿態をただ見ただけで、あっという間に甦る性欲に、抗うことなど出来はしなかった。
正常位、胸、バック、胸、騎乗位。経験のない僕は、麻衣さんのさまざまな要求に、内心とても戸惑いながら、すべて受け入れ、成し遂げることができた。動画でしか見たことがない体位を再現するのだが、何しろ普通の女性より80センチも大きな麻衣さんが相手なのだ。
余りの体格差に、通常ではあり得ない位置に見える、麻衣さんの壮大に大きな姿態。騎乗位の麻衣さんの恐ろしいほどのボリュームと、バストの揺れ。バックでも、立ちバックでは麻衣さんのヒップは、僕の胸元まで来てしまうので、ベッドに上半身だけうつ伏せになってもらってなんとか出来るようになった。壮大に広がる、大きな、なまめかしい大理石のような背中に、興奮が収まらず、身体の左右から大きく溢れる膨らみのいやらしいボリュームに、更に興奮が高まり、すぐに果ててしまった。残念ながらバックでは、僕の手はバストには届かない。ぴったり身体をくっつけないとバストは触れられない。でもその体勢ではすることが出来ないのだ。
普段は淑女、ベッドの上では娼婦、麻衣さんはこんな理想まで兼ね備えた女性だったのだ。しかも世界に2人といないだろう余りにも肉感的な、超長身。
『私、どうにかなっちゃったみたい。こんなに恥ずかしくて堪らないのに、自分を抑えることが出来ないの。いやらしい女って思わないで』
初めての衝動に翻弄され、興奮に顔を真っ赤にし、眼を潤ませながら、激しく戸惑っている。
自分の身体に長くコンプレックスを抱えて来た反動が、強く激しく麻衣さんの感情をたかぶらせているのだろう。
僕は、麻衣さんの期待に応えようと、限界まで頑張った。ついに僕は横を向いた姿勢の麻衣さんの巨大なバストに埋もれて、果てるように眠りについてしまったのだ。
のちのちまで、この日の夜の事は二人の思い出話となった。その後も更に肉感的に、長身になっていった麻衣さんの姿態でさえ、そこまで燃え上がることはなかったのだ。
朝のコーヒーをつくる麻衣さん。部屋に備え付けのコーヒーセットから漂う、えもいわれぬ香り。
ベッド際に腰掛け、二人で飲むコーヒー。
頭ひとつ分高いところにある、麻衣さんの小さい顔を見上げ、悪事を共有した友達のように、照れながら二人で交わす笑顔。麻衣さんの体重で思い切り沈んでいるベッドのスプリング。斜めで座り心地が悪いのだが、言うと麻衣さんがへこんでしまいそうなので黙っておく。ボリューム感は並大抵ではない。
麻衣さんは言う。
『小さい頃から私、いつも同じ夢を見るの。日に日に自分が大きく大きくなって、お家の玄関から入れなくなってしまう夢。お母さんもお父さんも小さくなって、何か大声で話しているのに、余りにも私が大きくなって何十メートルにもなっちゃって、声が聞こえないの。淋しくて悲しくなってワンワン泣いちゃうっていう夢』
小さい時から人並み外れて発育して、いまだに成長を止めてくれない麻衣さんならではの、切実な気持ちの現れた夢。実際に小さな声では聞き取れないほど、麻衣さんの小さな顔は、遥か上空にまで達してしまって、家や電車やバスの天井を優に超えて、いまだに成長を止めていないのだ。
『でも昨日の夢はちょっと違ったの。昨日は胸の谷間にあなたが居て、私、ひとりぼっちじゃなかったの。谷間で挟まれて溺れてるみたいにあたふたしてるのを見て、私、何だか笑っちゃってるの。いつもなら、ひとりぼっちで悲しくて泣いてるのに』
『あんまりかっこよくないけど、寂しい思いはさせなかったんだね、オレ』
『うん、すごく癒された』麻衣さんの顔が上空からやって来て、軽くキスを交わした。コーヒーの香り。
昨日そのまま寝りこんでしまった二人は、順番にシャワーを浴びる。そして朝食をとりに急いで部屋を出る。
白のワンピースに身を包んだ麻衣さんは清楚で、昨日の出来事を知る僕は、余りのギャップに驚くしかない。天井すれすれから可愛い笑顔が僕に注がれる。
でも、同じ歩幅でも、小走りの僕に比べて、ゆっくりとした足取りの麻衣さんなのに、ユッサユッサと重々しく揺れるバストだけは見る者すべてにセクシャルな印象を与えずにはいられない。
呆然とするしかない圧倒的な背の高さと、誰もが振り返り、凝視せずにはいられない巨大なバスト。一度に2つも余りにも激し過ぎる身体的特徴を抱える気持ちは一体どんなものなのだろう。
しかも、顔はどちらにも全く似つかわしくない可愛い小顔の童顔なのだ。
『毎日写メを撮られない日はないよ。「カシャ」とか「ピロン」とか音がするたびに、いつも泣きたくなっちゃう』
『またブログとかツイッターで「超デカ女発見!」とか「超乳女発見!」って載せるつもりでしょ?って思って、1日嫌な気持ちになるの』
『削除依頼をしても、逆に「長身好きです。また会いたいです」なんて気持ち悪い返信が来ちゃって、それ以来怖くてクレームもつけられないの』
『でも高校生の頃、当時流行ってた携帯の掲示板に、自分のサイズのコンプレックスについて書き込みしたら、「妄想乙」とか「ネカマはスルー」とか全く信じて貰えなかったんだよ。すごく悩んでいた頃だったのに、誰にも相手にもされなくて、ホントに悲しかったな』
食事の合間も、余りにも人とかけ離れた特徴を持つ大変さを聞かされる。
確かに、最近僕自身、ブログで明らかに麻衣さんと佳代子さんと思われる『超長身美人2人連れ』とか、麻衣さんを『巨大超乳女』と題して、写真付きでアップしたものを、見たことがあるのだ。画像や映像が普通にネットを介して流出する頻度が格段に増えている気がするのだ。
『私がただ歩くだけで、ほとんど全ての大人の人は、エッチな気持ちなんて全くないのに私を、嫌らしい生き物のように見ているの。私は本当は背もおっぱいも小さな、ごく普通の目立たない女の子になりたかったのに、背も胸もギネスサイズのとんでもない大きな大きな女の子になっちゃった。
どこにいても、何をしていても、いつもたくさんの好奇の視線から逃れられない余りにも特別な女の子になっちゃったの。
体調が悪かったり、機嫌が悪いときも、落ち込んでいるときも、嫌らしいおじさんや、性格の悪そうなおばさんが、私のことを見てニヤニヤしたり、眉をひそめたり、人前にいると、私はいつも気が休まらないの』しかし言いたいことを言って、バイキングの朝食でもりもり食べた麻衣さんはすっかり体力も元気も取り戻し、
『今日はお買い物と街巡りだよ。免税店のおっきいのがあるメインストリートに行かないとね』
島中に無料のシャトルバスがめぐっていて、僕たちはそれに乗って行く。麻衣さんは、なんとか身体を押し込め、シートに座る。オープンエアーの荷台のようなバス。長いベンチシートが、二列運転席の後ろに縦に付いているだけなのだ。麻衣さんの脚は普通に座ると車体の外に膝が突き出してしまう。斜めに座り僕の膝頭に麻衣さんの太ももが寄りかかる。
ショップに行き、グアムの服を特注する。主に横幅が規格外の人が多いので、オーダーメイドの価格も手軽で、
『お母さんのカードで支払ってオッケーだって』
ということで
『ちょっと派手だけど、家着がみんな小さくなっちゃって困ってたから、何着か作って貰うわ』
スタッフ3人がかりで、麻衣さんは踏み台の前に立ちぐるぐる何度も回転させられながら採寸をようやく終えた。
『あーん、私のは明日までには出来上がらないから、航空便にしてくれってー!』
3着買える筈が1着になり泣く泣く麻衣さんは店を後にした。
つづく