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5回目のデートの時、チャンスがめぐってきた。僕の家に行きたいというのだ。僕は一人暮らしでワンルームに住んでいる。彼女の家からおかあさんに見送られて、矢も楯もたまらずに家に直行するのをこらえて、映画を見ることにした。今流行している感動のラブストーリーって奴だ。
今日の彼女は、三つ編みを左右にゆらしてかわいい赤いかみどめを付けている。顔だけ見たらまるで高校生のようだ。そして、胸の存在を主張せずにはおかない真っ白なTシャツ。僕が着たらきっと膝まで隠れてパジャマのようになってしまうだろう。そして、スリムのGパンにスニーカー。裾からベルトまでは150センチ。特注だから、当然彼女の体型にぴったりで、普通の女性のウエストもありそうな雄大な太股のラインもくっきりと見えてしまう。
「高校の時に誂えたGパンだからお尻がきついの...。裾もちょっと足りないし。映画館、大きいシートだといいな。あんまり小さいとお尻が入らないの。それか、座ったはいいけど、抜けなくなっちゃったり」
スニーカーは、やっぱり真っ白で、大きさは縦も横も普通サイズの倍はある。スニーカーはただでさえ足を大きく見せるから、めぐみの並外れた足の大きさは、さらに驚くほど大きく壮大に見えてしまう。
「もう、足デカ女って思ってるでしょ」
「へへへ」
事前調査の甲斐があって、映画館のシートは、なんとかめぐみのおしりを納めることが出来た。彼女のためにもちろん最前列に座る。真ん中では彼女の、普通の倍もある脚が前の座席にぶつかってしまうのだ。後ろに誰も座っていないのを確認してふたりで座る。(彼女の座高では後ろの人は完全に壁に立ちはだかれて画面の端をのぞきこむことさえできない。)
映画の途中、何度か通路を通ろうとする人が彼女の脚にぶつかって転びそうになった。当然なにもない通路のはずなのに、彼女の脚はその大半を占領してしまっているのだ。でも、ストーリーは非常によくて、彼女も、僕も、ラストシーンではぼろぼろ泣いてしまった。
映画館からすぐ出て車に乗り込んだ僕たちは国道沿いのマックのドライブスルーでハンバーガーを買い、近くに車を止め車の中で食事をした。本当はレストランで食べたいところだが、彼女の並外れた身長と、コンプレックスから来る内気さで、盛り上がる話も盛り上がらなくなってしまうのだ。彼女もこの方が気が楽でいいらしい。彼女は恥ずかしがりながらビックマックを4個頼んだ。僕でさえ2個でおなかいっぱいになるのに。彼女はそれをビックマックが隠れてしまいそうな大きな手で、かわいい小さな口を精いっぱい大きくあけて食べるのだ。
運転席を離れて、めぐみの隣に座る。広いベンチシートの半分はめぐみに占領されて、その横にちょこんと座るのだ。立つと胸元に届かない僕も、座れば会話が出来るくらいめぐみの顔に近づける。せいぜい、僕の目線がめぐみの胸元にくるくらいだけど。Tシャツ越しのめぐみの大きな胸元は近づくと圧巻でじっと見つめてしまうのと懸命に抑える。でもやっぱり、ちらちらとは見てしまう。
「映画ほんとによかったねー。私今まで男の人とお付き合いしたことないけど、あこがれちゃったなー」
「僕じゃダメなのかい。僕だってめぐみが死にそうになったら、自分を犠牲にして君を守るさ」
「ウフフ、ありがとう。でもこんな大きな私を守りきれる? 私を背負ったらきっと潤くん、つぶれちゃうわ。」
「え何キロ? 聞きたいな。めぐみだったら重ければ重いほどうれしいよ。」
「あー、もう言えない! だってそんなもんじゃないもん。でも、聞いて、私の身長では全然標準体重なんだからね。全然太ってないんだからね」
「じゃあ、教えてくれてもいいじゃない。全然恥ずかしくないんだから」
「.....おかあさんも、今日は帰らなくていいって。『がんばってきなさいよ』なんて言われちゃった」
真っ赤になって、聞こえないような小さな声で話すめぐみ。僕もそれを聞いて興奮で真っ赤になってしまった。ついにめぐみの姿態を目の当たりに出来るのだ。218センチのめぐみの身体。
彼女が手料理をごちそうしてくれるというので、帰りにスーパーに寄り、一緒に買い物をした。棚の一番高いところにあるものを取ろうとしても、僕には手が届かない。でも、そんなに高ところもめぐみには目線の下になってしまうのだ。なにしろめぐみは、スーパーの高い棚の上からも頭が飛び出して反対側からもどこにいるか見えてしまうのだ。調味料から何から山ほど買い込んだめぐみは、僕の言うことも聞かず両手いっぱいの荷物を軽々と持ち上げ車まですたすたと歩いていった。
家に着き、めぐみはさっそく料理にとりかかった。やっぱり低すぎる天井に頭をすりながら、めぐみは自分で持ってきた手作りのピンクのエプロンをして調理器具の点検をはじめた。
「フライパンは一つだけ? あーボウルもないんだ。どうしよう。ま、何とか作ってみましょう」
膝のあたりまでしかないキッチンにまな板を置いて90度も身体を曲げてタマネギを切るめぐみ。
「かがみっぱなしで大変だね。腰痛くない?」
「大丈夫。自分ちのキッチンもこれくらいの高さだからなれてるの。おかあさんも使うから高さ150センチになんて出来ないでしょ? でも、自分専用のキッチンは絶対高くするの! でもそうすると旦那さんはきっと料理は手伝ってくれなくなるね」
自分のために料理を作ってくれるめぐみを、なんだかとっても幸せな気持ちで眺めてしまった。
何度も「料理だけは自慢できるわ」といっていためぐみの手料理は、本当においしかった。自分の母親の料理なんてはるかに越えたうまさだった。おかわり2杯してすっかり平らげてしまった僕に、満面に笑みを浮かべて、
「うれしい!こんなに食べて貰えて!作った甲斐があったわ」
と大喜びだった。
テレビドラマを見ながら無駄話をしたあと、僕はテレビを消して、めぐみの好きなアーティストのCDをかけた。しばらく沈黙がつづいてから、めぐみは目をつぶった。キスをしようとした僕は、自分が座ったままでは彼女の顔に届かないことに気づいた。あわてて音を立てないように立ち上がった僕は、急いで唇を合わせた。正座をした彼女は僕が立ったときにちょうど普通の女性くらいの身長になる。彼女の小さな顔は真っ赤に紅潮していた。めぐみは、この状況に気づいて大きく目を開けた。
「ご、ごめんなさい! わ、私こんなこと今までしたことなかったから....。そうよね、このままじゃ潤くんには届かないもんね。自分で勝手に目を閉じたりなんかしちゃって」
「ううん、この大きさが大好きなんだよ。それに、慣れた女の子よりもめぐみのほうがずっといい」
ふたたび沈黙が流れたあと、めぐみは正座を崩し、横に座った僕は、めぐみの胸元にゆっくり手を伸ばした。
掌を思いきり広げても、めぐみの胸は大きく溢れてしまう。想像以上のボリューム。普通の胸の大きい女性とはスケールが違いすぎるのだ。両手を使ってはじめてめぐみの胸の大きさを実感できた。ブラの谷間から溢れるマシュマロのような胸の柔らかさに、早く服をはぎ取ってしまいたい衝動に駆られる。キスを何度かしたあと、僕は大きく体をずらしてめぐみの腰元へ移動する。手を回してもきっと届きそうもないくらい壮大なめぐみのヒップ。もちろん、僕の掌では五分の一さえ覆い隠すことは出来ない。
彼女のスリーサイズは126-68-146。ブラは特注で普通サイズならIカップになると言っていた。
普通のサイズならナイスボディーといわれたはずなのに、スケールが余りに違いすぎるためにその巨大さに誰もが圧倒されてしまうこの姿態。決して太ってはいない、出るところの出ている、肉付きの良い体型。太股は小柄な女性の身長ほどもある上に豊かに張っていて、Gパン越しにもめまいを起こしそうにいやらしく見える。めぐみは三つ編みをほどき、長い長い黒髪が現れた。
普通サイズのベッドでは当然めぐみが横になることは出来なかった。試しに寝てもらったら掛け布団からひざこぞうが覗いてしまった。足はベッドの先から更に長く伸び、床にぺたりとついてしまった。これはこれで興奮する光景だったが、諦めて床に布団を敷きなおした。敷き布団は、マットレスと、敷き布団をたてに並べ、めぐみの身長に合わせた。
気を付けをしたようにまっすぐ横になり、目を堅くつぶっているめぐみの洋服を脱がしはじめた。小さく震えていた。胸元からボタンを一つ一つ外していく。飾り気のないブラジャーが、大きく白く現れていく。帽子よりも大きいほどのカップ。そのカップすらも大きく浮かせるほどに白い乳房は左右からあふれ出していた。きっとバストの成長にブラが合わなくなっているのだろう。ブラウスのボタンを外し終わり、いよいよあまりにも長すぎるGパンのボタンに手をかける。146センチのヒップを包むGパンのボタンはあまりにもきつく、外すことが出来ない。手こずっていると、横から巨大な手が現れ、
「...わ、私、はずす...」
僕の倍もあるような手。でもその手は、白く、そしてあまりにも細い指。その指が、ボタンを一つ、また一つと外していく。すべて外しおわると、僕はめぐみの大きな手をよけ、Gパンを引きずりおろしていく。
全長150センチもあるGパンを少しずつ少しずつ下ろしていく。
「わたし、やろうか?」
とめぐみが聞いてきたが、これは自分でやりたいのだ。巨大なヒップ、それを包み込むパンティーの白さが圧倒的な大きさで目に飛び込んでくる。どこまでつづくかわからないほどに肉付きのいい太股が長く続いていく。膝がようやく現れふたたび長い長いふくらはぎが続く。細く締まった足首が現れ、ようやく36センチの大きな大きな足を通し、Gパンを脱がせおわった。
そこには下着だけになった、218センチの少女が横たわっていた。大きな手で顔を覆い、真っ赤になっているめぐみ。足先から眺めるめぐみの顔は遥か彼方。実際、部屋の端から端までめぐみの姿態が占領してしまっていた。
ブラを外す。背中に手を回してホックを外していく。両腕を背中に回した段階で、僕の顔は完全にめぐみの胸に埋もれてしまった。成長に追いつかない、小さくなったブラから胸がはみ出し、胸の谷間は左右から溢れた胸がぴったりとくっついてしまっていた。背中のベルトは幅が広く15センチはあった。5つもあるホックを一つ一つ外していく。一つ外すたびにブラは胸に引っ張られ、最後の一つは、ぱちんと勝手にはずれてしまった。完全に浮いてしまったカップをゆっくりとはがす。はがしたブラは例えようもないほど大きく一つのカップで僕の帽子になってしまうほどだった。張りのある大きな二つの膨らみは、あおむけでも大きく左右に流れないで大きく盛り上がったままだった。めぐみの小刻みなふるえに合わせてまるでゼリーのようにタプンタプンと揺れ動いていた。二つの胸の、その大きな存在感に比べて、ピンクの小さな乳首は申し訳程度の大きさで、そのアンバランスさが、僕をどうしようもなく興奮させた。
「きれいだよ。めぐみ。素晴らしい身体だ」
「...ありがとう。でもなんてアンバランスなからだ。普通の背の高い女の子はスリムで折れそうなほど痩せてるのに、こんなに大きな私だけ、こんなに嫌らしい身体になっちゃって。背も、胸も、お尻もまだぐんぐん大きく大きくなってる。成長期がおわらないの」
「僕は、もっともっと大きくなって欲しいよ」
「潤君がそう言ってくれるから、耐えられるの。潤君に会えて、コンプレックスが随分軽くなったもの」
左右の胸を両手でわしづかみしてみる。胸のほとんどは掌からあふれてしまう。持て余すほどに大きなめぐみの胸。指で乳首を転がし、それから口に含んでみる。小さいけれど堅く突き出した乳首に舌先でつつくと、大きくめぐみの身体がのけぞり、小さな吐息がめぐみの口から漏れた。めぐみがのけぞると、僕の馬乗りになった身体は完全に布団を離れてしまった。めぐみに比べると、今までつきあった背の高い女性が、なんて小さかったのだろうと思わせてしまう。
そして、僕は身体をしたにずらしパンティーに手をかけた。めぐみのパンティーはやっぱり身体の成長についていけず、お尻から太股にかけてパンティーに包みきれないお尻の肉が大きくはみ出していた。めぐみの身体が硬直し小さく震えるのを感じながら、めぐみのお尻を覆う大きく広大な白い布地を下ろしていった。ヒップから爪先までの長い道のりをもどかしく感じながら1m50cmの脚を通し純白のパンティーを剥がしていった。
めぐみはもう、濡れていた。薄い体毛と真っ白い壮大な太股のコントラスト。柔らかな大きな乳房。そして218センチの圧倒的な存在感。もう我慢が出来なかった。
「いいかい、いくね」
めぐみは、震えながらも、小さな笑顔で頷く。
そして、僕らは一つになった。
土曜の朝、めぐみはまだ小さな寝息をたてて眠っていた。ただ横にいるだけで、例えようもない幸福感に浸ってしまう。布団から豪快にはみ出しためぐみ脚に毛布を掛ける。気がついて、目を覚ましためぐみ。キスを交わし、また抱き合う。僕の爪先はめぐみの膝小僧に当たっている。
めぐみに出会ってから1年が過ぎた。そしてめぐみは、218センチから、なんと4センチも伸びて、222センチになっていた。脚だけがまた4センチも大きくなってしまったのだ。はじめて出会ったときに着ていたブルーのワンピースは、裾が上がり、手を伸ばすと手首も大きく飛び出してしまう。頭を下げれば立てた僕のマンションでも、もう、身体も曲げなければ歩けない。
「あーん。また大きくなりだしちゃったよー。胸も、お尻も相変わらず育ってるし...。132-66-154。でもウエストが2センチ小さくなったのがポイントよ。またナイスボディーに磨きがかかっちゃった。もう着られなくなっちゃった服もずいぶんでてきてるの」
「ふふふ、俺の祈りがつうじたみたいだな。毎晩『めぐみがもっと大きく大きくなりますように』って思ってるもん」
「やー!ひと事だと思って! そりゃぁ、潤君は私が大きければ大きいほどうれしいでしょうけど、私の立場にもなってみてよ、もう、私が身体を屈めなくていいところなんてほとんどなくなっちゃったんだから。」
「成長期にストレスがたまると、背が伸びなくなるんだって。だから僕にあってストレスがなくなったから、またすくすく育ちだしたんだよ」
「たしかに、潤くんに会ってから身長のことで悩むことは少なくなったけど....。でも、これ以上大きくなるのはやだよー」
「来年は226センチを目指そうね」
「もう、これからは洋服代は潤くんが払ってね。潤くんのせいでまた大きくなっちゃったんだから」
めぐみは今、僕のマンションにいる。おかげで、ずいぶん部屋が狭くなってしまったが、めぐみのためなら何でもないことだ。日曜日は、ベランダにめぐみの壮大な洗濯物がずらりと並ぶ。普通サイズの倍も3倍もあるブラやパンティー、パンスト、パジャマに、会社の制服、布団に、シーツ....、とても一度に干しきれない。僕の服は部屋の中でひっそり干されている。
多分、ここ何年かはめぐみも大きくなり続けるだろう。がんばって洋服代を稼がなければ。
横になって結婚情報誌を読みふけるめぐみ。やっぱり部屋を占領され、僕はめぐみの身体の上にのっかってめぐみの大きさに包まれていた。
おわり
おまけ
「ごめんなさい、高校の時に誂えた水着だから、胸もお尻もぐんと育っちゃて納めるのに時間がかかっちゃった」
走りながらやってきためぐみは、服の上からではうかがえない揺れ動くこぼれんばかりの豊満な姿態を抱えて、恥じらいながらやってきた。
水着姿の彼女はあまりにも圧倒的な姿態だった。126センチのバストはこぼれんばかりに水着を大きく膨らませ、胸の谷間は大きく胸元からはみ出し、上に大きくはみ出した白い胸はタプンタプンと波打っていた。ウエストは上下との余りの落差にしわが寄ってしまっていた。そしてそこから下が彼女を他のどの女性からも余りにかけはなしてしまうほど圧倒的な存在感を放っていた。146センチのヒップ。そしてそこから伸びる130センチを超える余りにも長すぎる脚。太股ははちきれんばかりにヒップから長く白く伸び、ふくらはぎから下は更に細く長い足首につながり、36センチの大きな足へとつながっていく。まさに壮大な眺めだった。
「あんまり見つめないで。恥ずかしい.....」
僕はむしゃぶりつきたくなる衝動を必死で抑え、さらに水着を突き出してきそうになるものを両手で隠さなければならなかった。めぐみも僕の状況に気づき、真っ赤になりながらも男の生理現象を好奇心満々といった面もちで観察していた。