更衣室からゆっくりと姿を現す麻衣さん。
ただでさえインパクトのある自分の姿態に、いつでも驚かれてしまう麻衣さんは、ゆっくりとした物腰で少しでも目立たないようにする癖がついている。
低い天井を気にして、前屈みの姿勢。
ビキニタイプの、濃紺の生地と、明るいブルーのマーブル模様の生地を、左右に組み合わせた水着。淡いブルーのパレオがあしらわれたパンツ。
溢れる豊満なバストを包むブラのカップ。巨大な膨らみをしっかり包み込むために、直径40センチ近い深い半球が、平行ではなく身体からそれぞれ30°位外向きに、角度をつけて組み合わされているのだ。しかも、ツンと突き出した三角形の山の頂ではなく、ぎっしり中身が詰まった半球が2つひしめき合いながら隣り合っている。
身体のラインからバストの体積が完全にはみ出して、肩幅を超えて溢れ出しているのだ。普段着でも巨大なブラから、ぎゅうぎゅうなバストが溢れ出す様は看て取れてはいたが、ここまで豊かに成長を遂げていたなんて。超長身の麻衣さんは、バストも完全に想像を超えた豊満な姿態だった。
豪快なプロポーションとは裏腹に、麻衣さんの幼い小さな顔は恥ずかしさに真っ赤に染まっている。
上空でひと時もじっとせずにたぷたぷと波打ち続ける胸元。
そして、信じられないことに、膨らみはこの夏用に特注した、巨大なブラのカップから、もう既に溢れ出し、カップとカップの間から丸く盛り上がってしまっているのだ。
『あーん!また育っちゃったよー!胸も背もどこまでグングンスクスク育てば気が済むの!一体、私の成長期はいつ終わるのぉ!』
地団駄を踏むように体を上下する麻衣さん。当然のように、大きなスイカが小玉スイカに見えてしまう、麻衣さんの大きな大きな胸は、目眩がするほど激しく上下左右にユッサユッサと暴れ回るのだ。柔らかくずっしりと重たいものが、別の生き物のように、ぐらぐらと揺れ動く。どんなに理性を総動員しても、目を逸らすことなんて絶対出来ない。
『もう!嬉しそうなんだから!大変なんだよ!麻衣はぁ!』
小さなかわいい顔を恥ずかしさに真っ赤に染めながら、身体に似つかわしくない少し高い声で訴える麻衣さん。
『大きな女の子が好きなのはわかってるから、せめて麻衣が困ってる時くらい同情してよー!』
目を潤ませる麻衣さん。ここは嬉しさをぐっと隠して、深刻そうな表情を作らなければいけない。
『ごめん』
神妙な顔をして謝る。
頬を膨らませ、不満げな顔をしながらも
『もう!武藤くんは本当にエッチなんだからぁ!』
小さくため息をつく麻衣さん。
手を繋いでビーチに向かう。
朝ホテルの売店で日焼け止めのオイルをまとめ買いしてある。
身長が普通より80センチも高いと体重は4倍近くに、表面積は計算できないほどに大きくなってしまう。売店もコンビニも携帯用のサイズしかなかったのだ。
夕方は食事のついでに、島で一軒しかない大型スーパーに行くことにして、大きな麻衣さんに必要なものを物色する事にした。
建物のテラス沿いに並ぶベンチを2つつなげて横になる麻衣さん。
『ゴメンね、こんなに塗るところが多くて…』
うつ伏せにになった麻衣さんがつぶやく。
頭から、つま先まで2メートル50センチ近い。大きな足の分だけ更に伸びた麻衣さんの壮大な長さ。腕を顔の前に置いて、上半身を浮かせる。でも、そんなスペースには到底収まりきれない膨らみは、押し潰され左右に豪快にはみ出している。
少し肩幅のある、麻衣さんの柔らかな背中。そこから急激なカーブを描いて細いウエストに繋がっていく。バービー人形ですら足元にも及ばない、バストとウエストの落差。スタイルの並外れて良い女性特有の、自然な逆三角形の上半身。
塗っても塗っても終わらない、壮大な麻衣さんの身体に、僕の下半身は痛いほどにいきり立ったままだ。
ヒップから太ももにかけてのボリュームも壮大だ。150センチ近い下半身を支えるには大きな大きなお尻が必要なのだろう。横たわる巨大な肉体。既に汗だくになってしまった。
『ありがとうございます。自分でも嫌になっちゃうくらい大きい!泳ぐ前に疲れちゃったね』
ベンチに正座をしてぺこりと頭を下げる麻衣さん。
『いや、いい準備体操になったよ』
再び手を繋いで歩き出す。小さく刻んだ歩幅でも麻衣さんの胸元は、豊かに波打ち、ウエストの急激なくびれと、ヒップのボリュームとともに、圧倒的な魅力を放っている。
初めて会ったときから想い続けてきた、麻衣さんの姿態。首筋の長さ、肩幅、胸の膨らみ、ウエストの激しいくびれ、どこを見ても、自分の想像を超えた美しさ。理想をはるかに超えてしまった、有り得ない造形の女性。ただひたすら見つめてしまう僕。
『…黙ってないで何か言って…』
波打ち際に着いていたのに気付かずに、見つめてしまっていた。まさに呆然とするしかない、有り得ない位に豊満で、超高身長な麻衣さんの姿態。
『世界一素敵な女の子だよ…麻衣さんは…』
偽りのない気持ちを伝える。
すると、麻衣さんの表情がぱぁっと明るくなり、目の前でひざまずき、僕を抱き締める麻衣さん。
膝をつく衝撃で巨大なバストが眼前で激しく暴れ、さらに僕の方へとグングン迫って来る。
『ありがとう…嬉しい』耳元で囁く麻衣さん。
溢れんばかりの豊満なバストに埋もれてしまう僕。柔らかなバストに包まれる快感。口づけを交わす。更に柔らかな唇の感触に酔う。
『さっ、泳ご!』
立ち上がり、また、上空遥か遠くに行ってしまった麻衣さんは、僕の手を引き走り出す。
小さな子供のように無邪気に跳ね回る麻衣さん。
豪快に暴れる胸元。普段の視線を気にする麻衣さんとは別人のように開放的だ。
『本当は運動するのは大好きなんだ。でも、みんなの視線が気になって外では絶対しないの。だからフィットネスクラブに朝一で行って、いつも思い切り体を動かすんだ。今度は競泳用の水着も見せてあげる』
バストはぶるんぶるんと胸元で暴れ回り、僕の目は完全に釘付けになってしまった。
『視線がエッチ過ぎ!でも武藤くんだから許してあげる!』
豊満なバスト、そしてなにより、66センチの有り得ない身長差。
見上げれば、太陽が目に入り影なってしまうほど遥か高いところから、麻衣さんは柔らかい笑顔を向けてくれる。
長身女性の範疇を超えた常識外れな姿態。
それなのにゴツゴツした長身ではなく、普通の女性など比較にならない程余りにも肉感的な姿。
そして小さなかわいい童顔が、遥か頂上から微笑みかけてくれるのだ。
『あの時は本当に嬉しかった。私を好きになってくれる人がいて、その人から告白してくれるなんて、とても想像出来なかったから…』
『そして、その人と一緒に旅行出来るなんて、一年前の私にはには考えられない事なの。家族の誰かと一緒じゃないと外出も出来ないくらい臆病になっていたから』
『自分のこの余りにも大き過ぎる身体に苦しめられて来たの。しかも毎年グングン加速度をつけて大きくなり続けて…』
『佳代子お姉ちゃんはスラリとしてかっこいいのに、私は小さな時から胸もお尻も、いやらしくグングン成長しちゃって』
『小学生の時からエッチな身体の女の子。胸も背も毎年毎年10センチ以上、ひどいときには20センチ近くも大きくなり続けて、本当はあんまり目立たないでいたい女の子なのに、まるで正反対に、身体はグングングングン誰もが振り返るほど目立ち過ぎる女の子に成長し続けていったの』
『小学生で2メートルを超えて、もう絶対恋愛なんて出来ないと思ってた。それからも爆発的に成長し続けて、もう一生彼氏なんて無理って思ってた…』
『でも、身長2メートル36センチ、バスト168センチ、ヒップ139センチの私を世界一素敵だって言ってくれる人に出会えたんだもん』
麻衣さんの素晴らしい水着姿を堪能して、更に夜への期待がますます高まっていく。麻衣さんの柔らかい姿態と表情。
今夜、ついに、麻衣さんのすべてを自分のものに出来るのだ。
『私のこんなにエッチな身体もさすがに見慣れたでしょ?』
息を弾ませて、呼吸に合わせて大きく上下に波打つバスト。腕を組むことも出来ずに、胸の下で肘に指をかけてている。
『全然なれない』
思い切り首を横に振る。
『やっぱり武藤くんはとってもエッチだー』
バストを隠すように両手をクロスして、グッと持ち上げるような仕草をする麻衣さん。バストは嫌らしく形を変えたぷんたぷんと波打つ。
『夜はやさしく。強くしないでね。大きくっても女の子。取り扱い注意だよ』
つづく