2018年度ビジネスエシックス
詳細は、シラバスをご覧ください。
講義は、スライドを中心にしています。
(すべての資料が必ずしも肯定的に使われるわけではありません。)
【授業概要】
授業では、まず身近な事例を通して、ビジネス倫理(ビジネスエシックス)とは何かについて学びます。次に、企業が倫理的問題にどのように取り組んでいるかを見てゆきます。そのうえで、ビジネス倫理学の理論を学びます。最後に、学んだ理論を応用して、ビジネス倫理の問題を考えてゆきます。
【テーマ・キーワード】
ビジネスに対する新たな視点を得る
第1回 イントロダクション:ビジネスエシックスとは何か
宿題:日本の企業と海外の企業それぞれ3社挙げなさい。
第2回 身近な事例1:お客様は神様か
配付資料:「「お客様は神様です」について」(リンク)
映像資料:日米の接客のちがい(スターバックス、マクドナルド)。
映像資料:ANNニュース「「Pepper」がお相手! 世界初、ロボットが接客へ(16/01/27)」(リンク)
宿題:現在問題になっている消費者問題を、国民生活センターや消費者庁のウェブサイトなどを使って2つ挙げなさい。
第3回 身近な事例2:ブラックバイトで働いていないか
新聞記事:「退職拒否や賃金不払い、バイトトラブル、国や大学が対策」、『日本経済新聞』、2016年11月8日、夕刊、9頁。
映像資料:Eテレ オトナヘノベル「ブラックバイトに負けない」(2016年08月19日)
参考資料:厚生労働省「これってあり?~まんが知って役立つ労働法Q&A~」(リンク)
宿題:大阪府の最低賃金はいくらでしょうか。
第4回 身近な事例3:なぜ食品偽装が起きるのか
第5回 企業の取り組み1:CSR(企業の社会的責任)
新聞記事:「盛り上がり見せるSDGs(下)食で挑む味の素」、『日経産業新聞』、2018年3月23日、14頁。
映像資料:日本企業のCSRの取り組み
宿題:最近はCSRよりもESGという言葉を見かけることが多くなってきた。ESGのGは何を指すか、調べなさい。
第6回 企業の取り組み2:差別のない雇用に向けて
新聞記事:「女性取締役、登用に遅れ、日本、中東並みの49位、1人以上いる企業、2割のみ、本社調査。」、『日本経済新聞』、朝刊、2018年3月17日、17頁。
新聞記事:「精神障害者の雇用」、『日経産業新聞』、2018年4月4日、15頁。
映像資料:What Would You Do? (ABC News series)
宿題:就活の面接で雇用差別につながるおそれのある不適切な質問は次のうちどれでしょうか。
あなたの本籍地はどこですか。
あなたのお父さんは、どこの会社に勤めていますか。また役職は何ですか。
あなたの住んでいる家や土地は持ち家ですか、借家ですか。
あなたの家では、何新聞を読んでいますか。
今、つきあっている人はいますか。
第7回 企業の取り組み3:職場における子育て・介護支援
新聞記事:「育休からの復帰、早いほどお得に、企業、復職支援に知恵」、『日本経済新聞』、夕刊、2017年11月7日、9頁。
新聞記事:「介護離職防止策を拡充 回数制限なく休業/6カ月は7割支給」、『日本経済新聞』、朝刊、2017年9月27日、1頁。
映像資料:サイボウズ ワークスタイルムービー
映像資料:NEWS ZERO「介護離職した30代女性」(2015年5月13日放送)
宿題:厚生労働省は2020年度までに男性の育児休業取得率を何パーセントにすることを目標にしているか。