平成29年9月2日~4日にかけて酪農学園大学において開催されました園芸学会平成29年秋季大会に合わせ、平成29年9月1日にアスパラガス研究小集会を実施しました。
今回の小集会では45名が参加し、旭川市と美唄市の現地圃場を視察しました。
旭川市では間口6.3mのハウスに2畦2条植えの高畦栽培を導入している生産者を訪問しました。収穫作業や茎葉管理等、ハウス内での栽培管理の作業性を考慮して高畦を利用しているとのことで、平畦栽培が多い道内においてはとても興味深い取り組みを紹介いただきました。
美唄市では露地圃場を6.5ha管理されている生産者を訪問しました。気象変動の影響を受けにくいハウス栽培の導入によるリスク分散や近年道内でも発生が増加傾向にある茎枯病の対策など、露地の大規模圃場を中心とした北海道らしいアスパラガス生産の利点と課題を説明いただきました。
小集会終了後、25名の方々にご参加いただき、情報交換会を開催しました。
次回は、3月23日に近畿大学にて開催予定です。
~世話人~
北海道立総合研究機構 上川農業試験場
地域技術グループ 地子 立
【現地視察】
日 時:平成29年9月1日(金)8:00~18:00
場 所:旭川市および美唄市の生産者圃場
8:00 札幌駅出発
10:00 旭川市
14:00 美唄市
18:00 札幌駅到着
【情報交換会】
日 時:平成29年9月1日(金)19:00~21:00
場 所:産地直送 北海道 札幌駅前店
北海道札幌市北区北6条西1
(JR函館本線札幌駅徒歩1分)