平成21年9月25日,秋田大学手形キャンパス(〒010-8502 秋田市手形学園町1番1号)にてアスパラガス研究小集会ならびに現地視察会(大仙市)を開催いたしました。
お忙しい中視察にご対応いただいた秋田県の関係者のみなさまに心より御礼申し上げます。
また、ご参加いただいた皆様と、貴重な研究データをご報告いただいた演者の皆様にあらためて感謝申し上げます。
日 時:平成20年9月25日(金) 10:00~14:00
現地視察 「秋田県における伏せ込み栽培および立茎栽培圃場視察(大仙市JAおばこ管内)」
露地立茎栽培の圃場と、伏せ込み栽培の株養成圃場を視察させていただきました。
現地関係者の皆さんと、参加者の皆さんで活発な意見交換や情報交換ができました。
15:00~17:00 アスパラガス研究小集会
講 演 「北東北におけるアスパラガス振興について」
今回は、立茎長期どり栽培や伏せ込み促成栽培が普及し、作期が拡大している北東北のアスパラガスの現状と課題について、秋田県と岩手県の事例をご報告いただきました。
講演1 秋田県農林水産技術センター農業試験場 田村 晃
「秋田県におけるアスパラガス栽培の現状および研究課題について」
秋田県におけるアスパラガス栽培の歴史やこれまでの取り組みから、現在の状況、そして今後の課題までをご紹介いただきました。
講演2 岩手県農業研究センター 山口貴之
「岩手県におけるアスパラガス栽培の現状および研究課題について」
岩手県におけるアスパラガス栽培の取り組みや現在行われている研究の紹介をいただきました。岩手県では最近高原レタスの輪作品目として促成アスパラガスが導入、拡大しているそうです。
情報交換
北海道、福島県、長野県、九州の生産状況と研究課題
今回の小集会には秋田県の関係者の皆さんにも多数ご参加いただきました。
そこで、北東北地方以外の各地の現状と課題についてもご紹介いただきました。
道立原子力環境センター 植野玲一郎氏
福島県農業総合センター 仁井智己氏
長野県野菜花き試験場 酒井浩晃氏
九州沖縄農業研究センター 渡辺慎一氏
H22年度春季大会でも企画を準備中ですので、みなさまのご参加をお待ちしております。