「アスパラガス湛水太陽熱処理」の普及の状況について(2015年7月)

「アスパラガスの連作障害回避のための改植マニュアル」(下記のサイトからダウンロード可能)で紹介されている、佐賀県農業試験研究センターが開発したアスパラガスの湛水太陽熱処理の普及面積の現状についてお知らせします。

https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/laboratory/vegetea/pamph/051696.html

【アスパラガス湛水太陽熱処理】は、水を掛け流す湛水処理と熱を利用する太陽熱処理を組み合わせたもので、アスパラガスの連作障害を回避する目的で開発されました。

【アスパラガス湛水太陽熱処理】は、太陽熱処理により病原性微生物の菌密度を低下させると同時にアスパラガス残渣の分解を促し、土壌中にアレロパシー物質を放出させ、湛水灌漑によりアレロパシー物質や土壌中に過剰に蓄積した肥料成分を除去する技術です。

【アスパラガス湛水太陽熱処理】は、九州を中心にした5つの県(佐賀、長崎、福岡、熊本、栃木)の12か所、面積の合計は118aで普及しています。

この技術に興味のある方は、上記マニュアルを参照して下さい。

ご不明な点は、佐賀県農業試験研究センター野菜研究担当(下記)までお問い合わせ下さい。

〒840-2205 佐賀市川副町南里1088

TEL:0952-45-2141 FAX:0952-45-8801