P83 相馬の復興とこれからの取り組み

要旨

 福島県水産資源研究所では、操業自粛により影響を受けた資源の管理・栽培漁業・沿岸の放射性物質の調査・気候変動への対策を行い、震災からの復興に尽力していた。震災は被害をもたらしただけでなく震災後の個体の増大にも繋がっていた。

 そうまIHIクリーンエネルギーセンターは相馬市復興計画と連携したスマートコミュニティ事業によってエネルギーの地産地消を地域の活性化に繋げていた。施設内での実験は社会に役立つ実験だったが実験段階ゆえの不完全なところもあった。しかし改善策次第では社会に大きく貢献することが予想される。

 フィールドワークを通して課題に対しての多様な取り組み方を学ぶことができた。今まで知らなかった社会問題に対してそれぞれの施設が解決に尽力していたことを知り、自分達も視野を広げてこれからの探究活動をしていこうと考えた。

P83.pdf