私たちは福島市内にはシャッター街などの活気を失った商店街が多くあることを知り、私たちが強く興味を持っている音楽で街を活性化することは出来ないかと考えた。そこで「音楽で街の活性化は図れるか」というテーマを立て、研究をすることにした。そして、お店によって流れている音楽がそれぞれ違うように音楽には雰囲気を作り出す効果があり、音楽は商店街においても集客に影響を及ぼすと仮説を立てた。インタビューを通して、音を風景としてその土地らしいものとその土地の印象を巡る関係性に着目するサウンドスケープは、現在様々な場所で生かされていることを知った。音楽を用いた街の活性化にはその土地の特色を引き出す必要性があり、「音楽」からさらに視野を広げた「音」の観点から見れば街の活性化につながるような活動ができるのではないか。