P41 地震による被害を軽減するための家具の配置や建物の構造

要旨

現在日本では地震が多発していて、家屋の倒壊や家具の転倒によって多くの人が負傷し、最悪の場合には命を落とす危険性があるため、1人でも多くの人々の命を救うことを目的に、「地震による被害を建物の構造や家具の配置によって軽減できるのか」ということについて研究した。これに対して「建物の耐震化の工事をしたり、逃げ道を確保できるように家具を配置することで地震から身を守ることができる」という仮説を立て、過去のデータや大学の先生方のお話を参考に研究を進めた。地震の被害を軽減するための対策には、家具の高さや向きを工夫するような一般の家庭でできるものと、耐震構造の取り付けなどの専門家によって行われるものがある。また、建物の間取りとも大きな関わりがあり、以上のような対策を施すことによって地震による被害を大幅に軽減し、命を救うことができると考える。

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