国内では、同じ保険制度を利用しているのにも関わらず、都市部や地方など地域によって受けられる医療サービスに差がある。そこで、国民全員が質の高い医療を受けているとされるヨーロッパ諸国の医療制度や保険制度を調べ、日本と比較し、取り入れることでその差を小さくできる方法はないか、調べることにした。インターネットでの論文等の文献調査や大学教授のお話から、海外の医療制度をそのまま日本に取り入れるよりも、参考にし、現在の医療制度を見直すことで医療格差を小さくできる可能性があることがわかった。また、日本は医師不足の現状にあるため、病院を統合し減らすことで、その問題を解決でき、医療格差の縮小に繋がるのではないだろうか。そして、医療の現状を行政だけでなく、いろいろな人に知ってもらうために、知識や情報を共有して見える化することが必要だと考える。