P26 日本国内における性的少数者への差別をどれだけ減らすことができるか

要旨

"私たちは、日本における性的少数者への差別をどれだけ減らすことができるか、という研究をしてきた。

 性的少数者への差別は未だに残っているとは感じた。この状況を改善し、差別をされてしまうと感じ自分を偽っている『当事者の方々』が、そのような悩みを抱くことなく生活ができるような社会を築いていくことを目的としている。

    そこで、私たちは風間孝教授にお話を聞いた。

 友達や職場に性的少数者がいた場合に受け入れられるような人の割合は増えてきたが、家族などの身近な人に性的少数者がいた場合に受け入れることが出来なければ、この問題は解決したとは言えない。

 当事者たちが困っているということを政府に伝えたとしても、約5%の少数者であるために政府を動かすことは難しく、マジョリティが声を上げなければ今の日本を変えられない。

 以上から結論として、性的少数者だけで政治を動かすのは難しいため、そうでない人が理解し声をあげなければならない。

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