私たちは三春コースで入水鍾乳洞とコミュタン福島に行った。入水鍾乳洞は中に水が流れている全国的にも珍しい洞窟で、その中を入っていく体験をした。洞窟内の道のりはとても険しく、カエルやサンショウウオが生息していた。入水鍾乳洞の課題の一つとして入水鍾乳洞は最盛期のころと比べて観光客数が減少していることがあげられる。福島にはあぶくま洞というもう一つの洞窟があり、その二つの違いをより多くの人に知ってもらうことで、結果として福島の観光収入の増加にもつなげることができると考える。
コミュタン福島では基本的な地震や放射線についての情報だけでなく、原発事故や津波など東日本大震災に関連することを学ぶことができる。また、私たち高校生はもちろん小学生などにも理解を深めてもらうために様々な展示物を活用させていた。東日本大震災を経験して、現在福島は原子力発電に代わる再生可能エネルギーの研究にも取り組んでいる。その一つである燃料電池を用いた実験はコミュタンで体験することができる。コミュタンでの活動を通して私たちは福島に対して継続的な復興への目を向けることが大切だと感じた。