戦争で犠牲となるのは一般市民、国民である。国家間で起きる摩擦や牽制に、軍事力を使わない解決策はないのだろうか。終わりを見つけるためには始まりを知ることが必要だと考えた私達は過去の戦争からヒントを得ることにした。様々な戦争を調べる中で戦争が始まる予兆が共通してあることが分かった。世界経済は戦争の火種になりうる。いかに身内的な政治をできるか、各国が利己的な国益を求め、自由な貿易関係を築くこと、民主的な国際協調を大切にすることが戦争という手段にもっていかない鍵であると考えた。また、戦争を未然に防ぐためには人の思考を戦争にもっていかないことも重要である。人の思考が形成されるのは幼少期の教育によるものだ。幼少期の平和教育の拡充も大切であると考える。