フードバンク活動、日本の食品関係企業や農家などで余った食糧を飢餓が深刻な地域に提供することで飢餓問題が解決できるという課題で、研究をする。フードバンク活動とは、様々な理由によって包装の印字ミスや賞味期限が近いなど、食品の品質には問題ないが、通常の販売が困難な食品・食材や、寄贈によって集まった食材を、NPO等が食品メーカーから引き取って、福祉施設等へ無償提供するボランティア活動である。具体的には、規格外の野菜や余ってしまった米、寄贈された保存食品などが挙げられる。
現在の日本は7人に1人が相対的貧困である。活動を継続するための資金をどうやって集めるか、「ゴミ箱」というイメージを成立させないためにどうしたら良いか、フードバンク活動自体を知らない人が多いのをどうやって解決するかなどの課題がある。ポスター活動などによってより多くの人に知らせることが重要である。