みなさん、日本で主に夏、秋に大雨や強風、洪水などの被害をもたらす災害はなんだと思いますか?そうです、台風です。私たちは台風に注目し、最近ニュースなどで見ることが多くなった台風による被害には、地球温暖化による台風の勢力増加と関係があるのではと考え、研究することにしました。台風の勢力について調べる上で様々な環境条件に影響されることが分かりました。その中で、数値予報というやり方についてお話を伺いました。数値予報とは、スーパーコンピュータを用いて数値シミュレーションによって予測するものです。今大事なことは、雲・降水量過程、太陽からの放射過程、海上観測であり、外れ値を除く管理をしながら物理式を用いてデータの入力をし、予測が可能になります。実際、伊勢湾台風により高潮の被害を大きく受けたようですが、その原因の1つとして台風がもたらす高潮の予想が甘かったために、大きな被害を招いたと分かった。台風の予測、そしてその災害の予報を正しく行うことが、被害の縮小に繋がるのではないかと考えました。