マラリアが広まるのは熱帯や亜熱帯などの蚊が生息する地域であり、水の溜まり場などで蚊が繁殖する。人間の行動範囲の拡大や治療薬の不適切な服用、また貧困のためアクセスが困難であり薬が高価になることから、さらに感染が広まることが分かった。薬剤耐性や殺虫剤耐性、蚊張の普及が不十分であることなどが現状である。昔からある病気であるため人々の感染防止に対する意識の低下や、新型コロナウイルスの影響で予算が不足したり、マラリアの研究人数が減少していることも事実である。私たちができることは、募金や蚊張の寄付でありマラリアの正しい知識を知り、伝えることが重要である。マラリアの本格的なワクチン開発はまだされておらず、今のワクチンの効き目は30%であることから先進国が率先してワクチン開発することが必要である。