プラレールの修理

トピックス

プラレール 電池端子の交換 

1.プラレールの電池端子の交換

 プラレール トーマス の「ディーゼル10と ドッヂ」の修理依頼です。トミカトーマスシリーズの新シリーズで連結器でドッヂが接続してありました。

このプラレールは電池端子が腐食し、動作不良です。

ディーゼル10の頭部の部品は欠落しています。

Photo :トミカトーマス ディーゼル10&ドッヂ


2.電池端子の交換

 電池端子は交換部品が入手できない場合は、作成して組み付けます。なお、電池端子は、電気特性と、強度の関係で、主にリン青銅版を切り抜き使用しますが、最近はその材料が手に入りにくくなりました。

同程度の強度の銅板で作成です。

模型屋さんのお話ですと、今では、10年程度で元を取るような少数小売の商売は、できないので在庫は持たないそうです。

3.車体ウラ面

 車体のウラ面から電池端子をボルト締めです。


4.動作確認

  電池端子を交換して動作確認しましたが、どうも動きが緩慢でいまいちです。

原因は、電池端子がアルカリ電池の液漏れなどで腐食したためその配線まわりにサビが侵食してしまったようです。

電池配線周りの線材をすべて交換し動作確認完了です。