😥シッターさまのお困りごと
💭リピートしてくださる家庭でお子さまとも保護者さまとも信頼関係ができていました。そんな中での深夜までのシッティング依頼。保護者さまから「睡眠時の呼吸チェックはしなくてもいいよ!大変だからシッターさんも一緒に寝てていいからね」と言われました。どのように対応したら良いでしょうか…
💭1歳のお子さまを毎週お預かりしています。毎回お昼寝の時間があるのですが、保護者さまから「どうしてもうつ伏せ寝になってしまい、戻すと起きてしまって可哀想だからそのままにしていてください」と言われました。どうしたら良いでしょうか…
✔対応方法
0歳児は5分おき、1歳以上は10分おきに呼吸チェックを行いましょう。お子さまの睡眠中は、乳幼児突然死症候群・窒息の危険があります。保護者さまにチェックしなくてよいといわれても必ず実行しましょう。
<就寝時の窒息事故を防ぐための注意点>
顔が柔らかい寝具に埋もれないよう、敷布団やマットレス等の寝具は硬めのものを使用する。
1歳になるまでは、仰向けで寝かせる。
掛布団は、子どもが自分で払いのけられるくらいの軽いものを使用し、顔にかぶらないようにする。
寝ている子どもの顔の近くに、口や鼻が覆われたり、首に巻き付いたりする物は置かないようにする。
上記のように睡眠時の環境を整えたうえで、5分~10分おきに呼吸チェックを行ってください。
深夜の時間のご依頼でシッター自身も仮眠をとりたい…と思われるかもしれません。
しかし、お子さまの安全のために夜間であっても仮眠することのないようにしましょう!
シッティング中は夜間であってもお子さまの命をお預かりしている時間です。保護者さまに一緒に寝ていい、と言われても、お断りしましょう。また、仮眠が必要になるような過度な仕事の入れ方は控えましょう。1つ1つのシッティングを万全の体調で行えるようにスケジュール管理を徹底してください。
スケジュール、体調管理について詳しくはこちらも参照ください💁🔗シッターさんが寝坊で遅刻されて困りました
特に0歳児のお子さまはSIDSの危険があります。うつぶせ寝のままにしないようにしましょう!うつぶせ寝になっているときは仰向けに直してください。
<SIDS(乳幼児突然死症候群)とは>
SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気です。
SIDSが発症率を低くするためには
・仰向けで寝かせる
・できるだけ母乳で育てる
・たばこをやめる
ことが有効だとされています。
シッターとしてできることは仰向けで寝かせることです。お子さまの安全のために徹底しましょう。
※仰向けに戻すときは優しく包み込むようにしてゆっくり戻してあげましょう。戻した後に起きそうになったときは抱きしめるような姿勢を取って優しく頭を撫でてあげるとそのまま眠れることもあります。
👇SIDSについての詳しい記事はこちら
<こども家庭庁「乳幼児突然死症候群(SIDS)について」>
\11月はSIDS対策強化月間です/
📍リーフレットをコピーして常に携帯し、保護者さまに見ていただきながら説明し理解を仰ぐことも一つの方法です。
普及啓発用ポスター(11月SIDS対策強化月間) カラー(PDF/1.29MB)
(引用:こども家庭庁HP)
まとめ
お子さまのお預かり中は入眠中でも気を抜くことなく、安全にお守りしましょう!
保護者さまがシッターさんに気を使って「寝てもいいからね」などと言葉をかけてくださることがあるかもしれませんが、「命をお預かりしているので、安全のために見させていただきます」とお伝えしましょう🍀
⭐️記事作成担当者⭐️
シッターID:19590 Siori
【profile】https://sitter.kidsna.com/search/19590
最後までお読みいただき、ありがとうございました😊
<引用・参考文献>
・消費者庁 Vol.607 就寝時の窒息事故に気を付けましょう
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20221028/
・子ども家庭庁 乳幼児突然死症候群(SIDS)について
■こんな時どうすればいい?と迷ったら、事務局にご相談ください!
シッターさまは個人事業主のため、誰に相談すればいいのかわからないこともあるかもしれません。
そんな時は一人で抱え込んだり自己判断をせず、積極的に事務局にご連絡ください🌸
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https://forms.gle/DUWmhnQDfcxQU3Ty9
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