いつも安心安全なシッティングをありがとうございます🍀
今回はお子さまから目を離した時の危険についてお知らせします!
ついつい、お子さまから目を離してしまった…そんな時に起こる危険について考えていきましょう!
シッティング中にも十分起こりうる事故ですので、シッティングをより安全に行っていただくためにご一読ください🍀
【事例1】お迎えに行くと待ち合わせの場所にお子さまがいませんでした
7歳のお子さまを小学校にお迎えに行き、自宅まで一緒に帰るというシッティング依頼。約束の時間に校門に行き、待っていてもお子さまをなかなか見つけられません。下駄箱を確認してみると、すでに学校を出た後だとわかり、急いで追いかけました。すでにお子さまは自宅に先に帰っていて、無事に合流できました。
【事例2】2名のお預かりで下のお子さまが外に出たくないと駄々をこね…
5歳と7歳のお預かりで7歳のお子さまの塾のお迎えに行くことになっていました。5歳のお子さまは外に出たくないと駄々をこねてしまい、7歳のお子さまのお迎えの時間が迫ってきてしまいました。どうしても一緒に出てくれず、なくなく留守番を承知しました。その日は何もなかったのでよかったのですが、お子さまから長時間目を離すことになり、その間に事故などがあったらどうしようと、あとから反省しました。
【事例3】目を離したすきにハサミをもっていました…
2歳と4歳のお子さまのご自宅でのお預かり。4歳のお子さまに注目して遊んでいるほんの数分の間、2歳のお子さまがおとなしいな…と思い、確認してみるとハサミをもって袋を開けようとしていました…。
事例ではお子さまからつい目を離してしまった場面をピックアップしました。大きな事故を防止したり、やむを得ず起きた小さな怪我を子どもの育ちにつなげ、適切に保護者に報告し安心を提供したりするためには、子どもから片時も目を離さないことが大前提です。では、子どもから目を離さずに安心安全な保育をするための工夫は、どうすればできるのでしょうか?
<目を離さないための工夫>
1.大人からの引継ぎを徹底する
KIDSNAシッターではお子さまの引渡しは、保護者または保護者から依頼された成人の方の対応をお願いしております。
2.お子さまが視野に入る位置にいる
お子さまのお預かり中は、お子さまが視野に入る位置に常にいるようにしましょう。お子さまに背を向けるタイミングがないように意識しましょう。
特に複数のお子さまをお預かりするときには、すべてのお子さまが見える位置取りをしましょう。
3.お子さまを惹きつける工夫をする
シッターさんと遊ぶの楽しい!!とお子さまが思ってくれることで、自然とシッターの近くにお子さまがいることになります。行きたくない、やりたくないと駄々をこねたとしても、先に楽しみが待っているという期待を得られると、お子さまの気持ちが動くこともあります。
『○○しないと○○できないよ』ではなく『○○したら○○しようか!』と期待を持てる声掛けに切り替えてみましょう✨おもちゃや絵本を持参することも一つの手段です。
※玩具や絵本を持参する場合は保護者の方の許可を取りましょう。参考記事はこちら💁♀️【玩具を持ち込むときに大切にしたいこと】
4.ベビーモニターを活用する
ご自宅にベビーモニターを設定されているご家庭でしたら、トイレなどでどうしても目を離す場合にモニターを確認できるようにお願いしてみるのも一つの手段です。
家庭内にも危険はたくさん潜んでいます。以下に家庭内で実際に起こっている子どもの不慮の事故をピックアップしました。
●窒息(ベッド内、誤えん)
・ベッド内での窒息は0,1歳児に多い事故になります。寝ているからといって油断せず、呼吸チェック、うつぶせ寝の防止をお願いします。
・誤えんによる窒息は0歳~4歳までに多い事故となります。特に兄弟姉妹がいるご家庭では小さな玩具などを誤飲しないように注意しましょう。食事中はくれぐれも目を離さないようにしましょう。
・嘔吐による窒息もあります。嘔吐した場合は仰向けではなく体を横向けにしましょう。
●溺水(浴槽)
・浴槽での溺水は0歳~14歳までと幅広い年齢で起こっている事故になります。お子さまは水位が2.5センチでも溺れてしまいます。水場にいるときは特に注意し、目を離さないようにしましょう。
●転落事故(建物から)
・転落事故は歩けるようになる年齢から考えられます。多くはベランダや窓からの転落になっています。窓はお子さまの届かない位置で2重ロックするようにしましょう。ベランダには踏み台となるようなものを置かないようにしましょう。
●煙、火災等
・煙、火災等は3歳以降の年齢で主に発生している事故です。火の元であるキッチンにはお子さまが立ち入らないような工夫をしましょう。また、KIDSNAシッターでは火を扱う調理のご依頼はお受けできないことになっております。
最後までお読みいただきありがとうございます✨いつも安心安全にシッティングしていただいているかと思いますが、今回の記事を通してより一層安全に配慮したシッティングをしていただければ幸いです。
“お子さまから目を離す=お子さまを危険からお守りできない”ということを頭に入れてシッティングしていただけたらと思います!
⭐️記事作成担当者⭐️
シッターID:19590 Siori
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