保育園、幼稚園などの園勤務の経験があるシッターさんは、培った保育の知識・スキルをシッティングでも存分に生かしたいですよね。
一方で、保護者さまを助けたい一心で、
😥「あまり得意ではない内容の保育だったけど、試行錯誤しながらなんとかやり切った」
という経験があるシッターさんも多いのではないでしょうか。
🧡音楽や運動など、得意な遊びをお子さまに提供し、育ちをサポートしたい!
🧡得意な工作の技術を生かして、手作りおもちゃをご家庭でも楽しみたい!
🧡保育で大切にしてきた価値観を生かしてシッティングがしたい!
「すでに身についていて自信がある保育内容が保護者さまの高い満足度につながった。」
それがシッターにとっても達成感や喜びとなり、理想の形といえます。
今回は、自分の経験を十分に生かしながら、満足度の高いシッティングを行う方法について
お伝えしていきたいと思います。
【この記事を読んでわかること】
💡自分らしさを発揮するための環境づくり
💡自分の持ち味をアピールして選んでもらう方法
自分らしさを出して保育をするには、保護者さまとの信頼関係が必要です。
🤷♀️「子どもを家族以外の大人に預けても大丈夫だろうか」
保護者さまはシッティングに対する緊張や不安感をもっています。
不安の中、シッティングに求めている内容と大きくかけ離れた保育が行われると、不信感が大きくなりシッターが進めていきたい保育の提案を受け入れてもらいにくくなります。
こちらの保育の提案を届けるためには
🧡シッティングに対する不安が解消した
🧡自分の育児が肯定され、悩みを打ち明けやすく、解消につながりそうな安心感がある
このような感情が満たされた感覚をもってもらうことが大切です。
「シッターさんの提案やアドバイスは、きっと安心と満足感につながるだろう」
という信頼感につながるからです。
シッターの言葉を受け入れるための心の準備
の時間をつくっていくことを意識して少しずつ積み重ねていくことが大切です。
メッセージでのやりとりや、事前面談でその点をしっかり進めていきましょう。
・保護者さまがどのようなことをシッティングに求めているのか聞く
・育児に対して悩みがあるか聞く
・生活環境、お子さまに対する関わりを実際に見て、シッターがサポートすべき部分を見極める
見て、聴いて、しっかりと準備を進めていきましょう。
時に、メッセージやヒアリングを通して、自分の力量・保育のスタイルと見合わない内容であることがわかれば、依頼自体を断るという選択も大切です。
無理をして受けた依頼が、怪我やトラブルにつながたっというケースもございます。
📍ヒヤリハット特集「12. 未経験の依頼を引き受けたら大変なことに…」も是非ご覧ください。
✔ 無理な依頼を引き受けたことによる事故やトラブルの体験談
✔ 依頼を引き受ける際に大切にしたいこと
がわかります。
メッセージのやり取りが進んでからでは苦手な依頼だとしても断りづらくなります。
保護者さまにプロフィールを見てもらった段階で
✨できること・できないことを認識してもらう
✨自分の持ち味に期待してもらう
こまめにプロフィールの内容を見直しながら、正確な情報が伝わるよう心がけましょう。
【例】
📍「主に幼児クラスを担任してきたので、△歳以上のお子さまを対象とさせていただきます。」
(「△歳以下は対応できない。」という伝え方よりも好印象かと思います。)
📍「片道〇〇時間以上の移動に対しては+〇〇円の割増料金を頂戴いたします。」
(長距離の移動がストレスに感じる場合は、相応の対価を支払える保護者さまから依頼が来る仕組みを)
冒頭でも書きましたが、自分に本来備わっている人柄や、もともと大切にしてきた価値観がお子さまと保護者さまの高い満足度につながると嬉しいですよね。
💡「保育に対する自分の思いを知ってもらい、その思いに共感する依頼者が増えていくこと」
が、仕事のやりやすさ、質の高い保育を継続して提供することにつながるのではないでしょうか。
【例】
🧡「お子さまの普段の様子から興味関心をつぶさに汲み取り、主体的な行動をはぐくむ保育を心がけてきました。」
🧡「お子さまが自分の気持ちをコントロールし、自立を促すための言葉の掛け方を意識しています。」
🧡「お子さまが失敗しても自分の力でやり遂げられる力が身につくためのかかわり方、言葉の掛け方を工夫しています。」
など、今自分が無理なく自然と実践できる価値観を伝えていくことも大切です。
💡保護者さまが普段の忙しさの中では十分にできにくい関わり方
💡シッターだからこそできること
を推していくことも、保護者さまのニーズを満たすアピールになります。
お子さまに合わせたシッティングの準備は必要不可欠です。ご家庭の環境から保育を組み立てていくことが基本ですが、保護者さまとのやりとりの流れで、シッターさま自身が玩具や教材を準備して保育をするという状況もあるでしょう。
その際に、
💡準備にひと苦労するものよりは、楽しんで準備できるもの
が結果的に質の高いサービスの提供につながります。
【例】
✨「季節を感じながら楽しめる制作遊びを提供いたします。」
✨「音楽遊びが得意です。キーボードを持参し、年齢に合わせた音楽遊びを実践いたします。」
✨「年齢に応じたカードゲーム・ボードゲームを持参し、一緒に楽しみながら育ちをサポートします。」
(材料・玩具等を持ち込む場合は、保護者さまに十分な説明、理解を得たうえで進めていく)
それぞれ素材を準備したり、演奏の練習をしたり、お子さまの育ちに合わせた遊び方を考えたりするなどの準備が必要ですが、
💡好きな分野のものは無理なく準備を進められ、質の高いものを提供できる
ことでしょう。
シッターさまが自分らしさを発揮しながら、質の高いシッティングを行うための方法についてご紹介してきました。
〇 保護者さまとの信頼関係づくりが大前提。自分らしさを届ける土台づくりを。
〇 できないこと、苦手なことを断る選択も必要。
〇 自分の持ち味に魅力を感じてもらうための工夫をする。
あなたが今すでに持っている持ち味を必要とする保護者さまは必ずいます。
もちろん、いろいろな依頼に対応するために苦手なことを得意に変える努力も大切ですが、まずは
✨自分の得意と不得意を知る(リスクを意識し、断るラインを決めておく)
✨ニーズと結びつくアピールの仕方を工夫する
✨楽しんでスキルアップできる分野を見つける
ことに注力してみましょう。
シッターさまも保護者さまも満足度の高いシッティングが、これからもKIDSNAシッターからたくさん生まれますように⭐
🙋♂️記事作成担当者
シッターID:34216 KiZUNA
【profile】👉https://sitter.kidsna.com/search/34216
🙏最後までご覧いただきありがとうございました。
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