最近、何件か「お子さまのものを紛失してしまいました」という報告がいくつか事務局に届いています。
特に冬は防寒具など持ち物が多いので、お預かりするもの・お子様の身の回りのものの管理にも、より注意が必要になります。
KIDSNAシッターでは賠償責任保険に加入していますが、保護者さま・お子さまのものを紛失してしまった場合、保険は対象外となっています。
そのため、特に屋外でのシッティングや、送迎がある際は注意しましょう。また、できることは事前に行い予防しておきましょう✨
【事例1】お子さまの手袋が途中でないことに気づきました…
保育園からご自宅まで送迎のご依頼。
お子さまが途中で眠ってしまったため、途中休憩しながら抱っこで帰宅したところ、休憩地点で手袋が片方無い事に気付きました。
シッティング終了後に通ってきた道を探し、公園の管理窓口にも問い合わせましたが、見つかりませんでした。
弁償を申し出たものの、全く同じ商品はもう販売しておらず、類似品ではお子さまが嫌がるとのことで、お断りをされました。
【事例2】お子さまの靴を片方だけ落としてしまいました…
歩きたがったら使ってくださいとのことで、ベビーカーにのポケット部分に靴を乗せ、お子さまとベビーカーでお散歩をしていたのですが、散歩中にお子さまの靴を片方落としてしまったようです。
シッティング終了後に保護者さまが気がつき、「靴が片方ないのですが・・・」との連絡をいただきました。
靴はベビーカーのポケット部分に乗せていただけでしたので、散歩後ご自宅に帰宅してからも確認をしておらず、ないことに気が付きませんでした。
捜索するにも時間が経過してからでしたので、見つかりませんでした。
★万が一のとこを考え、失くしても弁償いたしかねることを伝えておく
→事前に保護者様へ説明し、高価なもの・絶対に失くしたくないものなどは、シッターさまもお預かりしないようにしましょう
★ベビーカーや抱っこ紐での移動での工夫
→正面向きのベビーカー、抱っこ紐の場合、シッターからお子さまが見えなくなりますので、
・定期的にお子様の様子や足元を確認する
・場合によっては、靴は脱がせカバンに入れる
・ブランケットやおもちゃなどの付属品は紐とクリップで落ちないようにしておくなど工夫をしましょう
★移動の前後に、持ち物が全てあるかを確認する
→お子さまを見守りながらの移動は、忘れ物が多く発生します。一度落ち着いて、忘れ物はないか確認する時間を作りましょう
★荷物を簡単にまとめられるように工夫をする
→お子さまを見ながらの荷物の取り扱いは、漏れが発生しやすいと思いますので、荷物が複数ある場合、汚れ物入れ・その他はここに入れる、などお子さまの安全第一で動けるように工夫しましょう!
とはいえ、シッターさまはお子さまの安心・安全をお守りすることが最優先になるため、時には物まで意識が向かず、【事例】のようなことが起こりうるかもしれません。
では実際にお子さまの物の紛失に気づいたら、どのような対応をすればよいのでしょうか。
▼対応方法
①まずは保護者さまに謝罪をし、正直に事実をお伝えしましょう
→どのような状況で、なぜ紛失してしまったかを正直にお話ししましょう。
②心当たりのある場所を探し、施設や交番に問い合わせる
③(ご自身の判断の下、任意で)弁償させていただきたいと打診し誠意を示す
④事務局に報告
正直にお話しすることで、シッターさまの誠実さが伝わると、信頼関係が崩れることはあまりありません。
また、「どうして紛失につなががったのか?」を合わせてお話しすることで、保護者さまも【事例】のように気にしないでと言っていただけたり、上記のような【対策】を一緒に考えていただけるかもしれません。
■どんなに小さい事案でも、ささいな気づきでも報告を!
皆さまの小さな気づきを保護者さまに共有いただくことで、大きな事故・トラブルの予防にも繋がります。
必要に応じて事務局にもご報告ください。
▼お問い合わせフォーム(シッティング相談/報告 )
https://forms.gle/DUWmhnQDfcxQU3Ty9
▼報告フォーム(匿名)