代名詞
そういえばルテリス語にも、代名詞はあるんですよね。
やっぱり、英語みたいにI, my, me, mineとかいっぱい覚えなきゃいけないんですか?
いや、その必要は無い。
ルテリス語の代名詞は一つの人・物称に一つの単語が割り当てられていて、格によって屈折しない。
……?
つまり、英語みたいに「私が」、「私の」、「私を」、「私のもの」とか一々覚える必要が無いってことだね。
なるほど……
それじゃあ、ルテリス語では「私が」とか「私を」とかをどうやって区別するんですか?
代名詞の語尾にペタペタ貼り付けてあらわすよ。
こういった単語の語頭や語末に貼って意味を変えるものを接辞と言うよ。
ツグミちゃんがいっているのは格の接辞のことだね。
これは次の章でやる予定だよ、今回は代名詞を覚えていこう。
はいっ!
・代名詞の一覧
多いように見えるかもしれないけど、使っているうちに慣れるから大丈夫だよ。
複数はただ単に名詞の複数形を作る接辞である-ssが付いているだけだからね。
でも、alsの複数形だけalsassになっていますよ?
ああ、これも次の章でやる緩衝母音だね。
そもそもalsssなんて読めないでしょ?
なるほど、だから母音が挟まるんですね……。
今回はここまで、代名詞は文章を作る際には一番基本的なものだからちゃんと覚えておこうね。
今回のまとめ
今回のまとめ
ルテリス語の代名詞は格によって屈折しない。
単語にくっ付いて意味を変えるものを接辞と呼ぶ。
名詞の役割を表す接辞を格と呼ぶ。
接辞-ssは名詞の複数形を作る。