ラディーニャ語

音韻

ラディーニャ語(ラネーメ・リパライン語)はシアン語族のリパライン語派に属する言語で、ラネーメ国(RI)全域やユエスレオネのアルシェユなどで話される言語の一つである。リパライン語の方言とする立場もある。

・大独音字編制以前の古理語の音韻を残す。

    1. rは語中音節なら/ʁ/、語末音節なら/x/

    2. 語頭、語中のlはвになる。

    3. 語末のlはфになる。

    4. cはкになる。

    5. jはжになる。

    6. zはзになる。

    7. sはсになる。

    8. bはмになる。

    9. V+rlはV+lになる。

・母音は独自に変遷している。

    1. a,o,uの第一グループ

    2. e,iの第二グループ

に分れ母音調和を行う。

a

e

o

i

u

y(i)

この表に沿って第一母音に沿い母音を変化させる。

jo,juは第二グループではi,jになる。

Ex)Siburl →симил(simil)

文法

文法は大体標準リパライン語の上位互換であるが、一部異なる。

代名詞

動詞

動詞時制・相は語尾で表す。

動詞の否定の副詞にはエタンセンス語語源のnir,neを使う。

形容詞

形容詞の級は先頭母音の母音グループで二つに分かれる。

形容詞の修飾する方向は以下のように決める。

名詞

一般名詞の格は最後尾母音のグループ以下の通りとなる。

助動詞

助動詞は文頭にしか来る事が出来ない。

古理由来の標準語に無い助動詞には以下がある。

cerje

vieli

使役

疑問

語順

語順は基本SVOである。標準語と違い格の明示は常に行わなくてはならない。

疑問文

疑問文の語順はVSOになる(古理由来)。但し助動詞vieliを使う場合は基本語順を使う。

文字

文字は基本的にラネーメ国では北のオリャーチ連邦で話されるオリャーチ語の影響でオリャーチ文字が使われる。ユエスレオネで話されるラディーニャ語は旧リパーシェとデュテュスンリパーシェを使い分ける。