XBRLによるグラフ作成方法

ダウンロードしたXBRLファイルを使用して「瞬間財務グラフ」でグラフを作成する方法について、説明します。

1 ダウンロードしたXBRLファイルの格納された最も上の階層のフォルダを「瞬間財務グラフ」のメインビューにドラッグ&ドロップします。

⇒ ドラッグ&ドロップされたフォルダ(およびサブフォルダ)内のXBRLファイルに存在する会社名などの一覧がリストに表示されます。

2 リストに表示されている一覧の中からグラフ化したいものを選択して「決定」ボタンをクリックします。

ここでは、Ctrlキーを押しながら Aキーを押下してすべて選択し、一度にグラフセットすることを想定して説明します。

3 財務諸表には、前期と当期の金額が計上されていますが、いずれの金額をもとにグラフを作成するのかを選択します。

「はい」 ~ 当期のグラフ1頁を作成します。

「いいえ」 ~ 前期と当期、グラフ2頁を作成します。

⇒ このメッセージを出さずに、処理を進行させたいときは、「XBRLファイル読込み設定」で、「確認せずに当期のみ(1頁)をセットする」または「確認せずに前期と当期の両方(2頁)をセットする」などの設定ができます。

4 XBRLファイルによっては、財務諸表を複数含むものがあります。そのような場合は、下のようなメッセージが出力され、いずれかを選択します。

⇒ このメッセージを出さずに、処理を進行させたいときは、「XBRLファイル読込み設定」で、確認せずに「先に見つけた方を処理する」または「後に見つけた方を処理する」などの設定ができます。

5 流動負債または固定負債のうちで、いずれの科目が有利子のものであるの確認が表示されたときは、有利子に該当する科目名の左側にある□をクリックして、チェックを入れて、「決定」ボタンをクリックします。

⇒ このメッセージを出さずに、処理を進行させたいときは、「XBRLファイル読込み設定」で、「有利子負債の処理方法」を[手動]ではなく[自動]にします。

6 以上の処理で、下のようなグラフがメインビューにセットされ、下段のページビューに8ページのサムネイルがセットされます。

※ 「XBRLファイル読込み設定」で、下のような赤色の選択肢に設定されていると、3~5のメッセージ出力による中断がなくなり、XBRLファイルのドラッグ&ドロップの後のファイル選択後、直ちにグラフが表示されます。