≪処理51≫ 重複振り分け

コム・ヘルパー (高機能情報処理ソフト)

【用 途】

レコード中に、組織や会場などグループを表すフィールドがあるときに、そのグループに属する構成員などを1レコードにまとめる場合に役立ちます。

【サンプル処理】 ※データ内の氏名などはすべて架空のものです。

1 処理前

下のサンプルは、会場と出席者名を想定したもので、10会場に50名分あります。

※ 16~50は、省略

2 処理後

「会場」ごとの「出席者名」が新しくフィールドが追加されて作成されます。

3 処理設定

「重複対照フィールド」を「会場」、「振り分けフィールド」を「出席者名」とします。

処理前のデータが「会場」でソートされていないので、「ソートする」にチェックします。

【処理説明】

指定フィールドが同じ場合、2レコード目以降の特定フィールドのテキストを別フィールドへ振り分けます。

先頭レコードから順に調査して、重複対照フィールドが前のレコードと重複するかどうかで処理します。

したがって、ファイル内のレコードが重複対照フィールドをキーとしてソートされていないと正しく処理できません。

1 重複対照フィールド:

スピンボタンをクリックしてビューの選択フィールドを移動させて指定します

2 振り分けフィールド:

スピンボタンをクリックしてビューの選択フィールドを移動させて指定します

3 処理前に重複対照フィールドをキーとしてソートする

まだソートされていないときはチェックを付け、既にソートされているときはチェックを付けないでください

⇒ 「開始」ボタンをクリックすると、処理を開始します

【制限事項】

グループ内の構成データと、処理前のフィールド数の和が制限フィールド数(2,000)を超えるときは、処理できません。