≪処理38≫ レコード振り分け
【用 途】
レコード数が多くなってきて大変な場合に、ファイルを地域別、業種別など大きく分類できる項目を頼りにいくつかのファイルに分けて管理するときに役立ちます。
【使用方法】
1 対象フィールド
新しいファイルへ振り分けるときのキー項目となるフィールドを指定します。
たとえば、都道府県別に新しいファイルを作成して振り分けるのであれば、都道府県名のセットされているフィールドを指定します。
2 作成した個別ファイルの保存場所
『デスクトップの「新規フォルダ」』のときは、処理開始時、デスクトップに「新規フォルダ」を作成します。
※ 既に「新規フォルダ」があるときは、「新規フォルダ1」を作成します。
『右のフォルダ』のときは、任意のフォルダを選択して指定してください。
※ 「参照」ボタンをクリックして、フォルダの選択ができます。
※ 「場所を開く」ボタンをクリックすると、設定されている保存場所を表示します。
3 振り分け時のオプション
□ 右の位置の文字列をキー項目とする
チェックがあるときは、対象フィールド内の文字列の開始位置から文字列長で指定する長さの文字列をキー項目とします
チェックがないときは、対象フィールド内の文字列すべてがキー項目となります
□ 空白を削除
苗字・名前間の空白のように、その有無で対照結果が違ったものにならないように、
両方のフィールド内の文字を対照する時、全角・半角スペースを除去してから対照します。
□ ハイフンを削除
電話番号の区切りにハイフンを使用している番号と使用していない番号が違ったものと
判定されないように、両方のフィールド内の文字を対照する時、ハイフンを除去してから
対照します。
□ かっこ( )を削除
電話番号内に括弧を使用している番号と使用していない番号が違ったものと判定され
ないように、両方のフィールド内の文字を対照する時、括弧を除去してから対照します。
□ 大文字・小文字を区別しない
そのままでは大文字・小文字を区別して文字列比較します。チェックがある場合は、
両方のフィールド内の文字列を大文字にしてから対照します。
□ 旧字体・新字体を区別しない
チェックがある場合は、両方のフィールド内の文字列内の旧字体を新字体に置換して
から対照します。
【ご注意】不要な場合は処理が遅くなりますので、チェックしないでください。
4 出力ファイル拡張子
振り分け処理されて、作成されるファイルに拡張子をつけないときは「なし」にチェックします。 その他、「CSV」または任意の文字を拡張子として付けることができます。
□ 処理が終了したら保存場所を開く
ここにチェックがあるときは、処理終了時、保存場所のフォルダを開きます。
⇒ 「開始」ボタンをクリックすると処理を開始します。