コネミエ(関係図作成ソフト)の概要

概要

コネミエは、系統図、組織図などを簡単な操作で作成できるように、つぎのような機能・特徴を備えています。

1 オブジェクトの登録

ビューに場所を指定してノードを作成することもできますが、「インポート」により一括登録することもできます。

インポート可能なファイルは、CSVファイル(コンマ区切りファイル)またはExcelファイル(拡張子 XLS, XLSX)です。

インポートファイルはつぎのような規則に合致していないと正常にオブジェクトとして表示されません。

ア データは、1行目または2行目からはじまること。

イ 第5列目には必ずデータがあること。

ウ 1行のデータは最大246列であること。

エ データ行は最大2,000行であること。

オ イメージ番号は半角数字で、既定のイメージに対応していること。

カ Excelの場合は、データが第1シートにあること。

2 チャートの種類

インポートされると4種類のチャートが自動的に作成されます。

※ 以下のチャートは、ノードの位置などを編集したものです。

(1) ボックスチャート

親ノードが自分の子ノードを囲むように表現します。

(2) スターチャート

親ノードを中心にして、その周囲に子ノードを配置します。

(3) アクションチャート

指定したノードを中心に階層の近いものから順に配置します。

(4) フローチャート

オブジェクト間の関係の流れを水平または垂直方向に表現します。

3 関係およびリンクの設定

(1) 関係の設定

関係を設定したいときは、子から親へドラッグ&ドロップします。

下図は、「新規ノード2」を「新規ノード1」の子に設定する場合を示しています。

子のドラッグ&ドロップする位置は、親ノードのタイトルの文字方向が「横書き」のときは、

親ノードのタイトルの右側半分の位置です。

「縦書き」のときは、親ノードのタイトルの下側半分の位置へドラッグ&ドロップします。

関係を設定した後の各チャートでは下図のように表示されます。

(2) リンクの設定

リンクを設定したいときは、一方のノードを相手ノードへドラッグ&ドロップします。

下図は、「新規ノード2」から「新規ノード1」へリンク設定する場合を示しています。

ドラッグ&ドロップする位置は、相手ノードのタイトルの文字方向が「横書き」のときは、

相手ノードのタイトルの左側半分の位置です。

「縦書き」のときは、相手ノードのタイトルの上側半分の位置へドラッグ&ドロップします。

4 イメージの設定

(1) セット可能なイメージ

ノードやリンクアークには、下図にある既定のイメージや任意のイメージがセットできます。

(2) イメージのセット位置

ノードにセットしたイメージの位置は下図にあるように自由に変更できます。

(3) タイトル内のイメージの位置

下図のようにタイトル文字に割り込むようにイメージを配置することもできます。

5 制限事項

作成可能なオブジェクト(ノード・リンクアーク)数 2,000件

(ただし、メモリなどの環境により制限されます)