≪処理28≫ XLS ⇒ CSV

コム・ヘルパー (高機能情報処理ソフト)

【用 途】

Excelファイルの複数シートを一括してCSVファイルに保存するときに役立ちます。

また、手軽なファイル形式変換のコンバータとしても使用できます。

[処理時間テスト]

1万行のデータの保存されたExcelファイル(*.xlsx) 100本を CSVファイルに変換時

手作業での処理

1本のExcelファイルを開き、CSVファイルで保存するのに、30秒以上。100本であれば、最短でも 50分を要します。

コム・ヘルパーでの処理

1本 約2秒、100本 4分弱で処理します。

【処理概要】

1 「1シートからCSVファイル1個を作成」

Excelファイル内の各シートからデータを読み取って、それぞれのCSVファイルを作成して保存します

2 「XLSファイル1個からCSVファイル1個を作成」

Excelファイル内に複数のシートがあっても、1本ずつのCSVファイルを作成して保存します

3 「全XLSファイルからCSVファイル1個を作成」

すべてのExcelファイル内のすべてのシートからデータを読み取って、1本のCSVファイルを作成して保存します

【使用方法】

指定場所にあるExcelファイル【複数可】を読み取って、CSVファイルまたはタブ区切りファイルを作成して保存します

1 変換したファイルの保存場所:

変換されたファイルをどこに保存するかを指定します

XLSファイルと同じ場所にするか、任意のフォルダを指定することができます

※ 「参照」ボタンをクリックして、「右のフォルダ」欄に場所をセットできます

2 変換方法

○高速変換

第1シートの有効範囲のみを対象とし、範囲指定はできませんが、短時間で処理できます。

※ 第2シート以降は無視されますので、ご注意ください

○範囲指定変換

(1) XLSファイル読み取り時の設定

Excelファイル内から読み込むシート・行・列の範囲を指定します

※ 「終了」を 999シート、9,999行または、9,999列にすると、有効範囲の最後までとします

※ 列範囲の下部に列のExcel表記を参考表示しています

※ シート別の行・列範囲の指定はできません

□ 空白行以下は無視する

ここにチェックがあるときは、まったく空欄の行があるときは、それ以降の行は無視します

(2) ファイルの作成方法

「1シートからファイル1個を作成」

Excelファイル内の各シートからデータを読み取って、それぞれのファイルを作成して保存します

「XLSファイル1個からファイル1個を作成」

Excelファイル内に複数のシートがあっても、1本ずつのファイルを作成して保存します

「全XLSファイルからファイル1個を作成」

すべてのExcelファイル内のすべてのシートからデータを読み取って、1本のファイルを作成して保存します

※ 未使用シートのファイルは作成されません

※ ファイルの名前は、XLSファイル名(シート名).csv となります

3 作成ファイルの種別

CSV(コンマ区切り)ファイル または、TSV(タブ区切り)ファイルのいずれかを選択します

※ Excelファイルは、拡張子が XLS または XLSX の読み込みが可能です

⇒ 「XLSファイルを指定して開始」ボタンをクリックすると、Excelファイルを指定して処理を開始します