≪処理74≫ 多列ファイル分割

コム・ヘルパー (高機能情報処理ソフト)

【用 途】

フィールドが多過ぎてアプリケーションで開けないときなどに、フィールドを分割または指定フィールドを抽出します

【サンプル処理】 ※データ内の氏名などはすべて架空のものです。

1 処理前

2 処理後

3 処理設定

【処理説明】

1 対象ファイル

「参照」ボタンをクリックして、分割の対象となるファイルを選択します

また、処理ウィンドウにファイルをドラッグ&ドロップしてもセットすることができます

ファイルがセットされると、レコード数と最多フィールド数が表示されます

※ 対象ファイルは参照されますが、内容が変更されることはありません

2 分割方法

○ファイル数指定による分割

ファイル数を優先し、一つのファイルに書き込まれるフィールド数は、対象ファイルの最多フィールド数から逆算します

※ 例えば、10,000フィールドあるファイルAに、ファイル数 3を指定したときは、次のようなファイルが作成されます

ファイルA(1-3333).CSV ファイルA(3334-6666).CSV ファイルA(6667-10000).CSV

○フィールド数指定による分割

フィールド数を優先し、対象ファイルの最多フィールド数から逆算して、ファイル数を決定します

□端数は、最後のファイルの末尾に付加する

チェックがない場合、10,000フィールドあるファイルAに、フィールド数 3,333として指定分割するとファイル数は4個になり、次のようなファイルが作成されます

ファイルA(1-3333).CSV ファイルA(3334-6666).CSV ファイルA(6667-9999).CSV ファイルA(10000-10000).CSV

○指定フィールドのみ抽出

対象ファイルの指定フィールドのみで、1個のファイルを作成します

※ 例えば、10,000フィールドあるファイルAに、「抽出開始フィールド」999、「抽出フィールド数」3を指定したときは、次のようなファイルが作成されます

ファイルA(999-1001).CSV

3 作成した個別ファイルの保存場所

『デスクトップの「新規フォルダ」』のときは、処理開始時、デスクトップに「新規フォルダ」を作成します

※ 既に「新規フォルダ」があるときは、「新規フォルダ1」を作成します

『右のフォルダ』のときは、任意のフォルダを選択して指定します

※ 「参照」ボタンをクリックして、フォルダの選択ができます

※ 「場所を開く」ボタンをクリックすると、設定されている保存場所を表示します

⇒ 「開始」ボタンをクリックすると、処理を開始します