≪処理81≫ 絞込みレコード削除
【用 途】
フィールドごとに条件を指定して絞込んでレコードを削除したいときに役立ちます
【サンプル処理】 ※データ内の氏名などはすべて架空のものです。
1 処理前
2 処理後
3 処理設定
【処理説明】
1 対象レコード:
選択レコードを対象とします
2 対照フィールド
対象レコード内のどのフィールドに、どのような条件を指定して対照するかを指定します
対照の際に、設定した条件と比較されるフィールドは、最大5つ指定できます
各対照フィールドのスピンボタンをクリックして、ビューの選択フィールドを移動させて、指定します
※ 対照フィールドに指定しないときは、0にしてください
※ スピンボタンの左側の入力枠内をクリックすると、そのフィールドを選択状態にします
対照フィールド内の条件
つぎのいずれかから選択して、チェックを付けます
○ 右の文字列
設定された文字列があるときは条件合致となります
複数の文字列をセットするときは、半角コンマで区切ります
最大3,000個セット可能ですが、それ以上セットされているときは、超過した文字列は無視されます
※ 複数セットされているときは、いずれかの条件を満たすものがあれば、その対照フィールドは、条件合致となります
ワイルドカード(*)も使用でき、つぎのような意味になります
ABC*-前方一致, *ABC-後方一致, *ABC*-中に含む
○ 右の文字種
設定された文字種があるときは条件合致となります
複数の文字種をセットするときは、半角コンマで区切ります
最大100個セット可能ですが、それ以上セットされているときは、超過した文字種は無視されます
※ 複数セットされているときは、いずれかの条件を満たすものがあれば、その対照フィールドは、条件合致となります
文字種の指定は、半角英字2文字で、つぎのものが使用できます
HN - 半角数字
HB - 半角英大文字
HS - 半角英小文字
HT - 半角カタカナ
HE - 半角その他
FN - 全角数字
FB - 全角英大文字
FS - 全角英小文字
FT - 全角カタカナ
FH - ひらがな
FK - 漢字
FE - 全角その他
ワイルドカード(*)も使用でき、つぎのような意味になります
FK-すべて漢字, FK*-最初の文字が漢字, *FK-末尾の文字が漢字, *FK*-中に漢字を含む
○ 右の範囲(数値として比較)
設定値の範囲にあるときは条件合致となります
※ 左が空欄のときは「右の値以下」を、右が空欄のときは「左の値以上」を意味します
○ 右の範囲(日付として比較)
設定した日付の範囲にあるときは条件合致となります
※ 左が空欄のときは「右の日付より以前」を、右が空欄のときは「左の日付より以降」を意味します
○ 右の範囲(時刻として比較)
設定した時刻の範囲にあるときは条件合致となります
※ 左が空欄のときは「右の時刻より以前」を、右が空欄のときは「左の時刻より以降」を意味します
□ 合致しない場合を「合致」とする
設定した条件に合致しないものを「合致」としたいときは、チェックします
○ AND
すべての対照フィールドが条件に合致したときに、そのレコードが条件に合致したことになります
○ OR
いずれかの対照フィールドが条件に合致したときに、そのレコードが条件に合致したことになります
3 対照時のオプション
□ 空白を削除
苗字・名前間の空白のように、その有無で対照結果が違ったものにならないように、双方の文字列の全角・半角スペースを除去してから処理します
□ ハイフンを削除
電話番号の区切りにハイフンを使用している番号と使用していない番号が違ったものと判定されないように、両方のフィールド内の文字を比較する時、ハイフンを除去してから処理します
□ かっこ( )を削除
電話番号内に括弧を使用している番号と使用していない番号が違ったものと判定されないように、両方のフィールド内の文字を比較する時、括弧を除去してから処理します
□ 大文字・小文字を区別しない
そのままでは大文字・小文字を区別して文字列比較します。チェックがある場合は、双方の文字列を大文字にしてから比較します
□ 旧字体・新字体を区別しない
チェックがある場合は、両方のフィールド内の文字列内の旧字体を新字体に置換してから処理します
【ご注意】不要な場合は処理が遅くなりますので、チェックしないでください
4 削除方法
条件に合致したものを削除するのか、合致しないものを削除するのかを指定します
→ 「開始」ボタンをクリックすると、処理を開始します