≪処理20≫ 囲み文字列処理
【用 途】
フィールドの中にカッコなどで囲まれた文字列を丸ごと削除する場合などに役立ちます。
【サンプル処理】 ※データ内の氏名などはすべて架空のものです。
1 処理前
4列目の電話番号は、ハイフンで区切られていますが、この局番を()で区切る必要がある場合には、通常の文字置換では処理できません。
2 処理後
局番の左右のハイフンを囲み文字とみなして処理することにより、()区切りにできます。
3 処理設定
【処理説明】
対象範囲のフィールド内の囲み文字列を削除や置換、またはファイルに保存します
※ 「囲み文字列」とは、「左の囲み文字」と「右の囲み文字」の間にある文字列のことをいいます
1 対象レコード:
選択レコードを対象とします
2 対象フィールド:
選択フィールドを対象とします
3 囲み文字:
一覧の中から選択してチェックします
任意の囲み文字を指定する場合は、「右の囲み文字」にチェックして、左と右の囲み文字を入力します
4 処理内容:
○ 囲み文字列を削除する
囲み文字列を削除します
○ 囲み文字列を右の文字列に置換する
囲み文字列を右側に入力された文字列に置換します
○ 囲み文字列をデスクトップにファイルを作成して保存する
囲み文字列をデスクトップにファイルを作成して保存します
※ ファイルに保存するときは、ビューの内容は変更されません
○ 囲み文字を右の囲み文字に置換する
左右の囲み文字と置換する文字または文字列を入力します
※ 空欄にすると囲み文字を削除します
5 その他
□ 囲み文字列が半角数字のみのときだけ処理する
囲まれた部分の文字列に半角数字以外の文字が含まれていない場合だけ処理したいときは、チェックします
□ 囲み文字も処理対象にする
囲まれた部分だけでなく囲み文字そのものも処理の対象とするときは、チェックします
⇒ 「開始」ボタンをクリックすると、処理を開始します