≪処理17≫ 複数文字列の置換

コム・ヘルパー (高機能情報処理ソフト)

【用 途】

ファイル内の文字列を探し出して置換するには、労力が必要ですが、置換する文字列が複数あり、しかも、定期的にしなければならない場合は、大変な作業量に なります。このような時に、置換する複数の文字列をリスト登録しておいて、毎回それを呼び出して、一括で複数の文字列の置換を処理するのに役立ちます。

【サンプル処理】 ※データ内の氏名などはすべて架空のものです。

1 処理前

2 処理後

3 処理設定

【処理説明】

1 対象範囲

スピンボタンをクリックしてビューの選択フィールドを移動させて指定してください。

2 置換前後の文字列

左側に置換前の文字列、右側に置換後の文字列を入力してください。

※リストの文字列は、左と右で対になっています。

※リストの上から順に置換しますので、登録順にご注意ください。

※リスト左が上から「山」「山形」で、リスト右が上から「やま」「やまがた」の場合、「山形」は「やま形」に置換されます。

3 呼出

よく使用する置換パターンを保存場所から呼び出して、リストにセットします。

4 登録

毎回、複数の文字列をリストにセットしなくてもよいように場所を指定して保存することができます。

5 前後交換

左右のリストの内容を入れ替えます。

6 一つのフィールドにつき、1置換のみ実行する

そのフィールドで一つ置換が終わったら、その後、置換テーブルがいくら残っていても無視します。

※フィールドの文字列が単純で、置換対象が定まっている場合は、このオプションにチェックをすると高速に処理できます。

⇒ 「開始」ボタンをクリックすると処理が開始され、結果がビューに表示されます。