「ストップゲーム」ソフトの操作方法
オープニング (インストール後の最初の起動時)
この「ストップゲーム」ソフトのゲームとしてのストーリーは、アレクサンドロス大王の東征をモデルに部下の将軍を相手にストップゲームをして、所持金がなくなるまで遠征を続けることができるという設定でゲームを展開します。
コースは、初級コースからプロコースまで4種類ありますが、難しくなるにつれて、最初に与えられるの銀貨(コイン)の枚数が少なくなります。
自分(アレクサンドロス大王)の所持するコインがなくなるとゲームオーバーになりますので、プロコースの場合は、常に勝ち続けないとコースをクリアすることはできません。
1ラウンドは、第1ゲームから第10ゲームまであり、その時点で自分の所持コインが1枚でもあれば、世界地図の全100通過都市のうち、都市1つを進むことができます。
したがって、コースをクリアするためには、100ラウンドを所持コインがなくならないように、勝つようにしなくてはいけません。
2. ゲームの開始方法
「ストップゲーム」の最初の画面の左上にある「旗のアイコン」をクリックすると、アイコンのすぐ下に小さいメニューが表示されます。メニューの中の「開始」をクリックすると、ゲームがスタートします。
※ 「旗のアイコン」の右隣りにある「パソコンのアイコン」をクリックして表示される小さいメニューの中で「自動スタート」をオンにすると、この動作とつぎの「打ち手の選択」動作を省略することができます。
3. ゲーム画面
テーブルを囲んで、5人のプレーヤーがいますが、手前があなたになります。
テーブルの中央には、札をめくって手札に持ってくる「山」と、不要になった手札を捨てる「川」があり、その周りに10か所のサラシ場があります。
サラシ場は、どこに出してもコンピュータが自動調整します。
自分の手札には「ポインタ」が自分の順番になると表示されます。自分の手札の「どれ」であるかをコンピュータに教えることができます。
4. メニュー
画面の左上に、メニューのアイコンが表示されていますが、その機能については、次のとおりです。
(1) スタートメニュー
「旗のアイコン」をクリックするか、F1キーを押下するとメニューが表示されます。
・「ゲームを開始」 ゲームを開始します。(「自動スタート」にすると使用しません)
・「ゲーム終了」 ゲームを終了します。(右上の×ボタンと同じ動作をします)
(2) 設定メニュー
「パソコンのアイコン」をクリックするか、F2キーを押下するとメニューが表示されます。
・「オープンモード」 第3ゲームまで他のプレーヤーの手札をオープンにできます。
第4ゲーム以降は使用不可になります。
・「効果音」 「ポン」や「リーチ」などの発声や、札置き音を出します。
・「ルール説明」 山から1枚めくる前に捨てようとした場合など、ルール説明を出します。
・「画面表示説明」 マウスカーソルがある場所の説明を表示します。
・「自動スタート」 ソフト起動時、「ゲームを開始」をクリックしなくてもスタートします。
・「スピード」
・打ち手間隔 前の順番のプレーヤーの動作から、次の順番に移行するまでの間隔
・カードの動き 山または川から手札、手札から川へ移動するカードの移動間隔
・札置き間隔 川に捨ててから次の人がめくるまでの間隔
いずれのスピードも、「超遅い」「遅い」「普通」「速い」「超速い」の5段階
・「コンピュータのストップ率」
「高確率」「中確率」「低確率」の3段階
「高確率」は、コンピュータの手札の合計点数が大きくても「ストップ」をかけます。
「低確率」は、コンピュータの手札の合計点数が余程小さくなければかけてきません。
・「ジョーカーの使用枚数」 2枚、4枚、6枚の3段階
実際のトランプゲームでは、3セットのトランプのジョーカーをすべて1セットのトランプ
に混ぜて、52枚+6枚=58枚を使用してゲームをすることもあります。
リーチがかけやすくなり、得点が大きくなり、山札も4枚多くなり、1巡多くなるので
ゲーム性が高まります。
・「世界地図表示」 現在の通過都市などコースを確認できます。
・「世界地図初期化」 通過都市がクリアされ、振り出しに戻ります。
初級コースからプロコースに変更する時などに使用してください。
・「カード背面の設定」 自分の好きな写真をセットできます。
・「画面サイズ」 6種類のサイズから選択できますが、基本は1200×900です。
(3) ヘルプメニュー
「はてなのアイコン」をクリックするか、F3キーを押下するとメニューが表示されます。
・「ストップのルール」 ルールを表示します。
・「ライセンス認証」 使用継続する場合の認証画面が表示されます。
・「バージョン情報」 現在のソフトのバージョン情報を表示します。
(4) 傾斜角度アップメニュー
「上の矢印アイコン」をクリックするか、F4キーを押下するとテーブルの傾斜角度が増加します。
(5) 傾斜角度ダウンメニュー
「下の矢印アイコン」をクリックするか、F5キーを押下するとテーブルの傾斜角度が減少します。
(6) 宣言メニュー
「口(くち)のアイコン」をクリックするか、F6キーを押下するとメニューが表示されます。
・「リーチ」をかける 自分の手札がリーチをかけることができる状態の時に、このメニューを使用すると、リーチの発声とともに、リーチコインがセットされます。
F9キーを押下しても、同じ動作をします。
※ 手札が8枚の時でないと使用できません。
※ リーチできない場合は、メッセージが出て、取り消しできます。
・「ストップ」を宣言する ストップの発声とともに、その回のゲームを終了します。
F10キーを押下しても、同じ動作をします。
※ 札をめくる前であれば、手札の枚数に関係なく使用できます。
※ リーチと異なり、取り消しできません。
・「70」を宣言する 70の発声とともに、その回のゲームを終了します。
※ 手札が7枚の時でないと使用できません。
※ 手札の合計点数が70でない場合は、使用できません。
5. ゲームスタート
使用するカードをシャッフルし、各自に7枚ずつカードを配り、残りを場の中央にある「山」に裏返しにして積み上げます。
その後、プレーヤーが山から1枚ずつめくり、一番点数の低い人が打ち出し親になります。
これらは、すべてコンピュータが行い、親になった人のカードが点滅します。
親から左回りに、基本的には山札を1枚めくり、川に1枚捨てるという動作を繰り返します。
手前側のアレクサンドロスがあなたになり、順番にアレクサンドロスになったら、あなたの札出しになります。
6. 自分の順番になったらすること
(1) リーチをかけている場合、またはリーチをかけられる状態の時に、前のプレーヤーが捨てた川札であがれないかを確認する。
(2) 他のプレーヤーの手札の合計点数より自分の手札の合計点数が小さいと思ったら「ストップ」する。
(3) 自分の手札の合計点数が70点の時は、「70」を宣言する。
(4) 以上に該当ない場合は、
・「山」から1枚めくるか、「川」から拾う。
・リーチをかけることができる時は、リーチをかける。
・サラシ場に出せる札があったら出す。
・最後に、手札の中の1枚を川に捨てる。
リーチをかけている場合の「ロン」や、「ポン」「カン」は、自分の順番でなくても可能です。
※ コンピュータがメッセージを出してくれますので、見逃しはありません。
7. カードの出し方
(1) 「川」に捨てる場合
①捨てるカードを中央の「川」の位置までドラッグして、放します。
②マウスを使わない場合は、次のようにします。
・ポインタを移動させて、捨てるカードを指定します。
・スペースキーまたはEnterキー、↑(上の方向キー)を押します。
※ ①は、一度手札から出ても場に置かない限りは戻すことができますが、②はできません。
(2) サラシ場に出す場合
まだ、1枚も置かれていないサラシ場には、3枚でないと受け付けませんので、サラシ場に出す札を次のようして選択してください。
①選択する札を右クリックする
②マウスを使わない場合は、次のようにします。
・ポインタを移動させて、選択するカードを指定します。
・↓(下の方向キー)を押します。
※ 選択の動作をもう一度実行すると、解除になります。
①②、いずれの場合もサラシ場に出すためには、マウスのドラッグ&ドロップを使用します。
8. オープンモード
設定メニューで「オープンモード」に設定されている場合は、全員の手札に現在の合計点数が表示されます。
※ ただし「オープンモード」は、第4ゲーム以降は設定できません。
9. カンニングモード
「初級コース」選択の場合は、オープンモードでなくてもプレーヤーを指定して手札のプレビューをタスクバーで確認できます。
※ ただし、Windows7のみの機能になります。
10. ステージの傾斜角度の調整方法
ステージを俯瞰角度9度から最大26度までの間で、自由に調整することができます。
調整には、次の2種類の方法があります。
(1) 画面左上のメニューにある↑または↓のアイコンをクリックする
(2) F4キーまたはF5キーを押す
11. カード背面の設定方法
メニューの「カード背面の設定」にクリックすると、「カード背面の設定」ウィンドウが表示されます。
カードの背面には既定のイメージを用意していますが、別に自分の好きな写真を背景に設定することができます。
12. 「世界地図」の操作
地図の操作は、特にありません。
コンピュータが自動的にコースを塗りつぶします。
ゲーム画面に戻る場合は、右クリックメニューを出すか、BS, ESC, Enterキーまたは、スペースキーを押してください。